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【相談】言い逃れのためにウソをつく子どもには 2019年1月公開記事

2023/09/12

この記事の続きです。

【相談】「子どもがバレバレの言い逃れをするんです…」 2019年1月公開記事|きらぼしstudy online 子どもがバレバレの言い逃れをするんです人に罪をなすりつけるんですとご相談いただきました。聞いたとき、絶対バレるであろうバレバレの嘘をなぜかついてしまう元彼がいたなぁ…。とか思い出してしまいました…。嘘つくのはほぼほぼデメリットしかないんです...
 

言い逃れのためにバレバレのウソをつく子ども…
親としては
「許せない‼」
となりがちです。

そうすると、子どもに対して
「自分がいかに馬鹿らしくて人間としていけないことをしたか思い知らせないと!」
となるんですね。

その裏に
「子どもには正しく気持ちの良い人間になってほしい。なぜなら、その方が幸せになる可能性が高いから!」
という思いがあるんですよね~。

親だから、子どもには幸せになってほしいですもんね。

でも、その思い子どもに伝わってますか?

例えば、こんな言葉
「なんで人のせいにするようなこと言うんね⁈そんなんじゃ、ろくな人間にならんよ!!」
 「いっつもいっつも、すぐバレるウソついて人から信用されんよ!そしたら、困るんは自分なんじゃけぇね!」

この言葉で
「あなたの幸せを願っているんだよ」
が届くなら、どうぞ使い続けたら良いと思います。



ただ、子どもの場合経験も語彙も少ないので、
思いよりことばの方が届きやすくなってしまいます。

なので、残念ながらあなたの真意は届く可能性が非常に低いかと…。

さて、ここでちょっと言い逃れをする子ども気持ちになってみましょう。
  • あ、しまった。
  • またやってしまった…。
  • どうしよう…。
  • 怒られるかな?
  • めんどくさいな~。
  • 話長いだろうな~。
  • いやだな~。
  • どうしたら怒られずに済むかな~。
こんな感じですかね。

息子にもインタビューしてみましたが、概ねこんな感じ。

うちの子は後から見つかったり、ウソがバレたりしたほうがさらにめんどくさいことが起きる(たいていの場合、話が長くなる)のがイヤだから、正直に言ったり、自分から言ったり、ウソはつかなかったりするそうです。
 ウソはバレなくする方がむずいけぇ。
だそうです(笑)。

では、言い逃れをする子はどうでしょう?

1つは
ストレス耐性が低い
ことが考えられます。

前回も書きましたが、本人もいずれバレて叱られるのは予想していると思うんですね。
だけど、それに耐えることができないと想像して「怒られるのを先延ばし」にしている。
それが、言い逃れとして出ると考えられます。

2つめは
言い逃れでうまくいった経験がある

これは、誰でも容易に思いつくんじゃないかと思います。

ウソをついて「うまくいった」と思わせたくないから、いつもウソをつく子になってほしくないから厳しく追求するんですよね。
そこは、最初に書いたように「子どもに不幸になってほしくないから」ですね。
ただ、それが伝わっているかどうかですね~。

そして、3つめは
いい子でいたいから

ちょっと矛盾しているかもしれませんが、自分のことを「いい子」として思っていてほしいとき、子どもはよく自分の汚点を隠します。
まあ、子どもだけじゃないですけどね。

自分のことを認めてほしい、良いところを褒めてほしい、
そんなとき、うっかりやってしまった失敗で自分の評価が下がることに耐えられない。
子どもって一途なんですよね。

それに、小学校3,4年生くらいまでは手先もまだ不器用。
幼稚園児なんかは、軍手を2枚はめているくらいの指先の不器用さを持っていますし、
視野も大人の半分くらいしかありません。

うまくやろうったって、どだい無理なんですよね~。
だから、失敗も多くなる。
本人はちゃんとやろうと思ってるのに、手前にお味噌汁があるのに奥のおかずをとろうとしてお味噌汁をひっくり返したりするんですよね~。

私も何度も何度も怒り心頭になったことあります。

だけど、こぼされたら
床拭きしろって神様のお告げだ
って自分に言い聞かせ、ついでに息子にも拭き方を教えました。

子どもには常に失敗をリカバリーする方法を教えるようにしてきました。
そしたら、息子自身も自分で回復できるから、そこまで頑張ろうとするからです。

なので、
形あるものは滅する
の心です。

私の母はとても厳しい人でしたが、ものを壊して怒ることはありませんでした。
そして、いつもこの言葉を言いました。
形あるものは滅するんよね。

それができないくらい、怒りが頂点に達して止まらないようであればあなたは多分だいぶおつかれです。
休むか誰かに話を聞いてもらう方がいいかもしれません。

子どもさんがウソをつきそうなシチュエーションになったら、
まずは目を見て
どうしたの?
本当のことを教えて。
と淡々と言ってみてください。

優しかったり笑顔だったりする必要は全くありません。
真剣に、でも真実を知りたい、そういう思いで聞いてみてください。
きっと違うと思います。

まとめ

子どもも「ウソ」が良くないのはわかっている。
でも、嫌われたくないし、怖いし、嫌だから、つい言ってしまうことはあります。
それは、自分がひとりぼっちだと感じているからです。
悪いことをしたとしてもお母さんは敵じゃなくて、真実を知って適切に対処してくれる人なんだ、ということが伝わると変化すると私は思っています。


今日も読んでいただきありがとうございます。


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