家庭教師の宿題を忘れたり、なくしたり、諸事情でできなかったり…。
いろいろあります。
私は基本的には学校の教材を使いますし、追加で宿題を出すのは主に中3の受験生なんですが、
なかなかそんなに好きでもない勉強をわざわざかばんから取り出してやるというのは難しいことが多いです。
学校の教材だとできませんが、私の自作の教材だとできるのが
ipadとLINEを組み合わせて、毎日少しずつ宿題を出す方法。
ま、返信が返ってこないと意味ないんですけどね~。
レッスンで一緒にやった問題を中心にipadに問題を書いたり、写真を組み合わせたりして問題を作って送ります。
こんな感じ。
するとこんな感じで返ってきます。
で、丸付けをして返します。
これだと、無くすこともないですしね。
次に会うまでに時間が空いてしまう子には、一気にたくさん宿題を渡してしまいがちですが
たくさんの紙の束を見るだけでうんざりしてやる気が無くなってしまう子がいるのも事実…。
そういう子には、こうやって
「今日の分はこれ」
と分けて、その日の分の終りが見えるようにすると取り組みやすくなることもあります。
この生徒さんのおかげで、私もサポートの幅が広がりました。
ただ、返信が返って来ない子もいるんですね~。
そういう場合、その子にはその子なりの事情があったりもしますし、
たとえ、手軽なLINEで工夫していたとしても
私がその子の特性をわかった宿題の出し方をしていないことも考えられます。
もしかしたら、紙の宿題の方が合っているのかもしれませんし、難易度の問題かもしれません。
そういうのは一つ一つ本人とインタビューしながらちょっとずつ試していきます。
専門家だったとしても、お家の方とほとんど状況は同じです。
その子のことはその子に聞かないとわからない。
子どもによっては、自分のことをわかって言葉にして伝えることがそもそも難しいこともあります。
だから、ひとりひとりと話をすることが大切です。
あと、言いやすい、聞きやすい雰囲気を作ることも大切です。
そういう自由度も子どもにとっては大切だったりします。
「この人だったら大丈夫。」
そういう時、子どもは話してくれるかな~と思います。
あと、親には言いにくいこと(恥ずかしいとか、良いところを見せたいとか)ありますしね。
私にとっても、日々難しくチャレンジのしがいのあるところではあります。
まとめ
その子その子で取り組み易さというのは違います。
なので、よく観察してうまくいくパターンといかないパターンを見つけるのが仕事です。