子どもが学校でちゃんとやっているか気になる…
そういう声、時々聞きます。
ほんっと、よくわかります。
私も、参観日で授業を受けている息子を見るたびに
え、どういうこと…?
え、なんで…?
ということが何度もあり、
正直、息子が1年生の時は泣いたこともありました…。
(私がね。)
そう。
人と比べるとつい
『足らないところ』
に目が言ってしまうんですよね~。
やっぱり、
『周りと比べる』
というのは、モチベーション(やる気)を著しく下げてしまいます。
特に、息子は自分から周りを引っ張っていったり、問題意識を持って取り組んだりする方ではありません。
なので、授業でもかなりマイペース。
自分のこともままならないことも…。
でも、
少しずつ周りが見えるようになってきてるな
と思うことが3年生になって増えてきました。
自分なりに周りを見て、自分のできることや気づいたことをやる、
そういうことをやってますよ。
と担任の先生も言ってくださいました。
(担任の先生がすごくよく見てくださって、しかもちゃんと褒めてくださる先生なので、とっても助かってます。特に私の精神衛生面で)
そんなふうに自分のできることをやって、周りに貢献できるといいな、と思うんですが
それを本人に
もっと頑張ってやってね!
というのも、なんだか押し付けだし、どういうことをやるのかわかりにくい…。
で、そういう周りへの「おもいやり」を自然にできるゲームがあります。
それがアチーバス!
詳しくはこちらから
アチーバスとは
アチーバスとは遊びながらリーダーシップと思いやりが学べる研修・教育ボードゲーム。ACHIEVUSを通じて、笑顔と思いやりであふれた世界を創造する。
【公式サイト】アチーバスジャパンプロジェクト|遊びながらリーダーシップと思いやりが学べる研修・教育ボードゲーム。ACHIEVUSを通じて、笑顔と思いやりであふれた世界を創造する。
多くの一般的なゲームには勝ち負けがありますが、アチーバスには勝ち負けはありません。
あるのは、プレイヤーがお互いに協力しあって作る「達成」です。
私は常々、短大や看護学校の授業でやってみたいな、と思うんですがなかなか授業でやるには至っていません。
ですが、アチーバスジャパン代表の梅村武史さん(通称うめちゃん)に高校での実践授業でのアシスタントに誘っていただき、行ってきました。
伺ったのは、「アクティブラーニング」に取り組んでいる朝日塾中等教育学校。
最近では、国際バカロレア資格取得も目指して学校を盛り上げているそうです。
とってもきれいな設備の揃った学校でした。
生徒さんは、高校1年生。
留学生が生徒さんの3分の1もいる学年でした。
日本人も留学生も男子も女子も取り混ぜたグループを6つ作ってもらって、アチーバスに取り組みました。
アチーバスはちょっとルールが複雑で、しかも
「言葉のやり取り無しで」
思いを伝えて、グループが一つのチームとなって目標達成を目指していきます。
最初はなかなか乗り気でなかった生徒さんもやっていくうちにわかってきて、
もしかしたら、こうする方がうまくいくかも⁈
とか、
あれ?これじゃあ伝わらんかった~!
とか
いろいろな気付きがあり、試行錯誤したり、普段は話さないような人とのやり取りを楽しんだようでした。
「仲間と協力するのは好きじゃないけど、やってよかった」
「うまく伝えるって難しい」
「いつもは話さない人と一緒にやれてよかった」
「まだやりたい」
「次はもっとうまくできるのに」
など、たくさんの感想をいただきました。
私は、どんどん表情が変わっていく生徒さんの姿を見て、
言わない指導・教えない指導ってほんっと大切だな~。
って感じました。
うめちゃんがいつも言うんです。
「人間が成長するのは、遊んでいるときとピンチのときだよ!」
って。
大人が良かれと思って言うあれやこれやって、実はあんまり役にたたないんでしょうね…。
子どもが自分で考える
「わ!困った!!」
のときの対処が成長点なんでしょうね~。
子どもの成長点を勝手にもぎ取らないようにしたいな~と改めて思います。
まとめ
「遊んでいるときと、ピンチのときに人間は成長する」
子どもの成長点を横取りしてないですか?
今日も読んでいただきありがとうございます。