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「どっちでもいい」という子 2019年2月公開記事

2023/09/14


(喉乾いたからなんか飲もうかな…)

私飲み物飲むけど、いる?

 と聞いたとき

「どっちでもいい~。」

という子、たまにいるんですが。


内心、

どっちでもいい?

君の喉の渇きぐあいなんて私は知らんから、どっちか決めてくれぃ!

こっちが困るわ。

と思ったりします。


という話を息子にしたら

そりゃあ、大人が言ってくることを断ったら悪いと思うけぇ、

困っとるんよ。

 と返答が…。

なんですって⁈

息子の方がよっぽどか社会に適応してる…。


子どもと言えど、遠慮するというか、

はっきりと

「要らない」

とか

「要る」

とか言って、相手にどう思われるかを悩むというところに社会性を感じたのです。


が、

「相手の好意を断る=悪いこと」という認識なんだ~、

と発見した上で、


『相手の気を悪くさせない、ということは確かに大切なことだけど

相手の気を悪くさせないことを強要する社会ってどうなんだろう…。


ていうか、本当に相手は気を悪くするんだろうか?

社会通説みたいになってるけど、実は実態がないものなんじゃないだろうか。


ていうか、そもそも「気を悪くする」っていうのは、気を悪くしたい本人が選んでることなんだから、それってコントロール外じゃない?


本当に食べたり飲んだりしてほしいときは

「食べて」とか「飲んで」とか丁寧な命令文で言うけどなあ…。


勧める方も、「無理やり食べさせた」という責任を取るのが嫌で

進められた方も、「自ら食べたいと欲しがった」という責任を取りたくないとしたら、

責任の押し付けあいをしているだけじゃないか…。』


とかつらつらと考えて、

私は、断られてもなんとも思わんし、

むしろ「どっちでもいい」のほうが困るからうちではどっちか決めておくれ。

と今度から穏やかに言おうと思った次第です…。


私は人のことを決めるというのは苦手だし、

その分だけその人のことまで責任持つということだと思っているので

はっきり言って私はやりたくないし、

自分のコトは自分で責任持って欲しいと思っています。


家庭教師でも子育てでも私の方針は

  • 自分で選ぶ
  • 自分が決める
  • 結果に自分で責任を取る

です。


なので、息子はもちろん、生徒さんでも息子の友達でも

「はい」

「いいえ」

はあっても

「どっちでもいい」

は私のテリトリーに入ったからには存在しないんです。



なので、家庭教師では

不安が強かったり、自分のことを自分で決めるという経験が圧倒的に少ない場合は

まずそこから練習をします。


例えば、毎回何か飲み物を選ぶ、何を勉強するか選ぶ、何の話をするか選ぶ、欲しいシールを選ぶ、といった感じです。


機会を増やすと、

【選ぶ➡さほど悪いことにならない】

ということがだんだんわかってくるし、

「あ、失敗したな」

 ってなったら、

「次は別なのにしよう」

 と子どもが自ら工夫してきます。


たまに、

自分の選択のストレスや、選択の失敗を予想してそれに耐えられない

という子もいます。


そういう子は、本当に小さなこと、リスクの少ないことからやるんですが

そもそもうちに来ること自体が自分の選択じゃなかったりするので、

だんだんいろんな事情で来れなくなったりします…。


「自分で選ぶ」というのは確かに責任の重いことですが、

自分の人生を自分でコントロールすることができるという「自由」だと思っています。


なので、周りの大人は情報を客観的に伝えたり、

本人が気づいていないパターンについて話し合ったり、

そういう客観的な立場で役に立てるかな、と思います。


というわけで、我が家では

「どっちでもいい」

は禁止です。



まとめ


まず、「自分で決める」

周りに気を遣えるのは社会で生きていくのに必要なことですが、

それを強要しすぎる社会はとてもわかりにくいなぁと思いました。

自分がどうしたいか、を自分で決める、それが当たり前になると生きやすいと思います。



今日も読んでいただきありがとうございます。

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