最近、怒っても言うことをきかなくなってきた。
話をごまかすことばかりうまくなってきて、肝心の話が伝わってない。
学校であったことを聞いても返事もしない。
何を聞いても、生返事で会話にならない。
小学3,4年生くらいになると「だんだん難しい年頃」に入る子もちらほら。
そうは言っても、個人差があるので
「うちは全然変わらないけど…」
ということもあるでしょう。
ちょっと難しい話をすると、
10歳位になると、身体の中では男の子だと睾丸や副腎から、女の子だと卵巣や副腎から「テストステロン」というホルモンが分泌されるようになります。
このホルモンがね、20歳くらいまで右肩上がりに出ちゃうんですよ。
(20歳すぎると後は下降していくばっかりなんですが…。)
これがね、身体の発育を助けてくれるんですが、そのかわり「攻撃性」も持ってたりして、
それで、10歳位から子育てはシフトチェンジを余儀なくされることとなります。
こないだまで、こんな感じだったのに…。
急にこんなんなっちゃって…
(心なしかでかくなったような気もするし…)
母親としては戸惑いますよね。
だって、ついこないだまで可愛かったんですもの…。
あれ~?素直で可愛かったあの子はどこに…。
って。
しかも、いつもプンスカしてるばかりじゃなくて、可愛いこと言うときも不定期で訪れたりすると…。
そうなると、
えええ~?地雷がどこかわからない…。
となったりするんですね…。
ただ、このテストステロン。
悪いことばかりじゃなくて、
【チャレンジする心】
の源にもなったりするんです。
なので、小学4年生くらいから、大学生のときってちょっと無謀なことをやってみたりするんですよね~。
「スタンド・バイ・ミー」なんかそんな感じだし、「マイ・ガール」も「グーニーズ」も「ウォーターボーイズ」もそんな感じ。
私も、20歳のとき一人でネパールに行ったりしました。
なので、うまく使えばチャレンジする心、くさくさしちゃうと妙に批判的で扱いづらい心、という感じになります。
じゃあ、そのうまく使えばというのが大切ですよね。
それが、急にできるかっていうとそうでもなかったりします。
私がこれまで関わってきた経験から言うと、お母さんが普段の接し方を少しずつ少しずつ練習して変えていって、半年から1年で、
「お!ちょっと違うな?」
ってなってきます。
ぷりぷりさせないようにする、というより、お家の土壌を変えていく。
そんな感じです。
それを上手にやっているな~、と思うお家が身近に何件かあるんですが、そのうちの1つが一緒にコラボ講座をやっているさえたんちのチーム田中です。
一緒に子育て講座やるたんびにさえたんパートで涙ぐむ私…。
多分、イライラガミガミ取締母さんをやってたら、こんな家族関係にはなってなかっただろうな…。
って思います。
さえたんも、私もちょっとがんばりました。
でも、その頑張りにはそれなりの理由があって、うまくいく頑張りを残して続けた結果が多分今のさえたんちだと思います。
今の時代、頑張ってるお母さんばっかりです。
でも、その頑張りが役に立つ方向だったらいいですが、そうじゃないことも多い気がします。
さえたんちを心理カウンセラーの視点から解説することによって、どっちの方向に頑張ればいいかがわかるようになっています。
がんばっても、がんばっても、というお母さん。
ぜひ、効果的な方法で、効果が出る方向に向けて一緒に頑張りましょう
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※開催終了
まとめ
10歳位から子育てはシフトチェンジが必要です。
それは、相手が「ホルモン」だから。
根性とかやる気じゃなくて、効果の出る方法と考え方で「子どもが自立する」土壌を作っていくことができます。
今日も読んでいただきありがとうございます。