今日の内容を一言で言うと、
しゃべらなくてもいいカウンセリングの方法あります。
です。
カウンセリングというと、
何か悩みを話して、
それを整理し、
自分が解決できる方法を練習していく
という私のイメージなんですが、
一般的にはもっと
悩んでることを話して
解決のための助言をもらう、
というイメージかもしれません。
どちらにしろ、
話すのがメインという印象ではないでしょうか。
私が先日学んできたのは
臨床動作法
という、
話をするのではなく
身体にアプローチして、
自分の身体の動かし方を知り、
練習することで
心理的な課題にアプローチする、という方法です。
もう、9年も研修に行っていますが、
とても気に入っている方法です。
私はこれで
寝違えが治せるようになりました。
これは、やってみないとわからないかもしれませんが
簡単に言うと
緊張している人は
自分の身体をリラックスさせるような身体の動きが苦手なので、
それを一緒に練習することで
自分で緊張させたり、リラックスさせたりを
コントロールできるようになる、
というものです。
身体の色んな部位にアプローチします。
元々は「催眠療法」をやっていた先生方が開発した、ということで
そういう要素も多少散りばめられていますが
とてもいいです。
私は、この研修に行くたびに
元気になれるので、
毎年研修をすごく楽しみにしています。
身体と心は繋がっています。
心にアプローチするのに
身体を整える、というのは
実は理にかなっていて、
今回の研修で
過去の嫌な体験を思い出して
身体が緊張したところに、
呼吸を整えて
身体をリラックスさせて
嫌な体験を身体にアプローチすることで
少しずつ遠ざかっていくような
ちょっとよそごとにするような
そんな体験と練習をしました。
きらぼし学舎にも
自分のことをうまく話すのが苦手なこどもさんがたくさんきます。
それは、
語彙の少なさだったり、
言語化の難しさだったり、
自己表出の難しさだったり、
自己認知の課題だったり、
いろいろなんですが、
そういう難しさを持っていても
話すことなく
自分の身体を調節することで
うまくやっていけるというのは、
とても役に立ちます。
話すことを習得するよりも
もしかしたら早いかもしれません。
しばらくあまり使ってませんでしたが、
もう少しセッションに入れていこうと思います。
やってみたい方はご連絡くださいませ。
まとめ
話すことが難しい場合にも
身体にアプローチすることで
心を整えていく方法があります。
今日も読んでいただきありがとうございます。