今日の内容を一言でまとめると、
学校って忘れ物にやたらと厳しすぎる。
忘れても、それをリカバリーできる仕組みを作ったら
無駄なパニックや人権侵害は防げる。
です。
小学5年生のとき
家庭科の時間、裁縫道具を忘れた子がいた。
先生は、みんなの前にその子を立たせて
なんで忘れたか理由を言いなさい!!!
ってすごい剣幕で怒って言ってた。
私はそれを見ながら
うわ~。忘れ物せんで良かった~。
と思ったのと同時に
忘れた理由なんてないでしょうに。
覚えてなかった、忘れてしまった。
それが理由だよ。
って思ってた。
今考えてもあれは意味ある指導だったとは思えないし、
その子がその後忘れ物をしなくなることに役立つとも思えない。
まあ、私を含め周りは
あの先生、怒らせたらたいぎいけぇ(めんどくさいから)
怒らせんようにしようや~
とは若干なったとは思う。
でも、これはすごく危うくて
先生なんて、一人二人なら力で抑えられるけど
反感もつ生徒が5人以上になったらあっという間に授業は崩壊する。
で、子どもさんの話を聞いていると
なんていう対処法を続けている子が結構いる。
傍から見たら、だらしないように見える行動も
実は本人としては
最悪な状態を乗り切るための知恵
だったりする。
で、よくあるのが
冒頭に話したような指導で
ないとできないでしょ!!
どうするの⁈
っていうの。
これ、いるかな⁇
ないとできなくて困ってるの、自分じゃん。
て、私は思うんだけどな。
あと反省文。
21世紀で反省文って…。
それやるなら、
仕組み化の方法を教えて試して
んで、検討して修正して、
ってのがよっぽどか役立つと思う。
学校って個人の持ち物の管理をやたらと徹底したがるけど、
みんなで共有でもいいと思う。
例えば、普段は使わない道具とか
予備があっても問題ないと思う。
忘れ物してなかったら、
先生にちゃんと理由を話して交渉して片付けやメンテナンスもして返す。
それでも十分教育効果あると思う。
(ちなみに私は、忘れ物ごときで授業が進まないとか、学習機会が不均衡になるのが嫌だから、
中学校で講師してたときは、教科書使わずに全部プリントだし、
次の授業に続けて使うものは回収して、また配るし、
看護学校でも教科書の予備を3冊くらい持っていく。
正解ではないかもしれないけど、それで授業が止まらない、ストレスが減る・増えないならそれでいいじゃない。って考えです。)
名札忘れたから校外学習行けないよ!!
どうするの!?
って言われた子がパニックになって
暴れたら
この子は、自分の考えをきちんと話せる練習が必要です。
暴れないように訓練が必要です。
っていうの。
それ、なんか違わないかな。
名札忘れたから、どうやって解決する?
子どもが弱くなったから
親が甘やかすからいちいち配慮がいるんだ、
みたいなこと言う人いるけど、
そうじゃなくて、
今までが人権が無視されすぎてたってこと。
だって、自分より立場が上の人には言わないじゃん。
なんで忘れたんだ!!
ちゃんと説明しろ!!
とかって。
そのかわり、
あ~。どうしますか?
私ができるのは〇〇です。
って代替案出すじゃん。
それを、子どもだからって気軽にやってるほうがおかしいのよ。
子どもだろうと大人だろうと
人権は守る。
で、その解決策というか対処法として
予備を置いておく、で
いいと思う。
世の中にはそうしてる先生もたくさんいて
生徒が上手に自分で力をつけられるように導いてくださる先生もいる。
だから、そういう先生に学んでほしいなぁ。
小さいことだけど。
まとめ
あの人には言うけどこの人には言わない、って指導の仕方は
ちょっと見直してもいいかもしれない。
今日も読んでいただきありがとうございます。