今日の内容を一言でまとめると
ネガティブ感情は
大切なものを教えてくれるシグナル
です。
あなたは、自分が今感じていることをつかまえるのは得意ですか⁇
自分自身が今、どんな風に感じているのか?
例えば、
あ、私は今怒っているんだな
とか
〇〇って感じているんだな
という感じに気づくことです。
どうですか?
得意ですか⁇
これは、セルフモニタリングと言って、
自分がどんな風に感じたり考えているかに気づいて、
それを第3者的な目線で見る感じです。
例えば、子どもの参観日。
先生の話を聞いて授業を受ける子どもたちの中にいる我が子が
名札をかじっていたら…。(実話…)
なんだかすごく悲しく、情けなく思うかもしれません。
この、
すごく悲しい
情けない
という気持ち。
ここに気づくのがセルフモニタリングです。
実はまずこの気づきをもつことが重要だったりします。
特に、怒り、悲しみ、落ち込み、劣等感、後悔、嫉妬、罪悪感。恐怖などの
ネガティブな気持ちに気づくことが重要です。
え~、なんで⁈
と思われるかもしれません。
そうですよね。
できればネガティブな気持ちなんて感じない方が、
気持ちが落ち込んだりすることなく暮らせる気がします。
私にとって忘れられないのは大学の臨床心理学の授業のときに見たビデオです。
解離性人格障害、いわゆる多重人格の人たちの治療の様子でした。
彼らは、まず自分の中の怒りを感じで
それを表現することから始めていました。
そして、そういうネガティブな気持ちを手がかりにしながら
少しずつ人格を統合していました。
(16年前に見たビデオです。現在の治療とは違う可能性があります)
ネガティブな気持ちは消して
「無いほうがいい有害なもの」
ではありません。
むしろ、自分の本当に大切なものや、
大切な気持ちを教えてくれる
シグナルです。
(笑ってるけど、実は怖くて下を見下ろせない私。
怖い=命が大切というシグナル…。)
ただ、自分の気持ちに敏感だけれども、
自分の気持ちをどういう風に処理していいいかわからないと
しんどいと思います。
Twitterにつぶやいた
ネガティブ感情の処理について次は書いてみます。
まとめ
ネガティブな気持ちはできれば感じたくないかもしれませんが、
実は自分の「本当に大切なものを教えてくれるシグナル」です。
今日も読んでいただきありがとうございます。