今日の内容を一言でまとめると
自立の第一歩として、子ども自身が自分の思いや考え、気持ちを人に伝えることはとても大切です。
親は大切なことを自分で言えるようにアシストするのが仕事です。
です。
子育ての目的と目標ってなんだと思いますか⁇
私は、「平和を創る人を育てる。世界平和」を子育ての目的としていて、
そのために「一人の人として自律し、自立する」のを目標としています。
なので、その人(その子)以外にはできないことは
本人ができるようにアシストすることが大切だと思って関わっていますし、
我が子もその考えで育てています。
例えば、試験は絶対に代わってあげられないし、
何かの責任を取るようなことも代わってあげられません。
また、その子自身の思いや感じていること、考えなども
私は他人で完全にわかることは難しいので
代わってあげられません。
逆に代わってやってあげられることは
なるべくリクエストに応えたいと思っています。
そういう、代わってあげられないことを
代わってやると子どもが自分の意思を置いていって
他人に人生を委ねてしまうように思います。
なので、かなり小さいことでも「自分で伝える」ということを大切にしています。
例えば、先日息子は髪を切りました。
私は待合で待っているだけ。
オーダーは全て自分で伝えます。
店員さんも初めは
お母さん、いいですか⁇
って私に聞かれてましたけど、毎回
本人の思うようにしてください。
って私が言うので最近は全く聞かれません。
息子に直接聞いてくださいます。
私は、息子には4、5才から自分でどのくらい切って欲しいか伝えるようにしてもらってます。
私は待合いで待ってるだけ。
(私のいとこの美容室(廿日市ポラリス)にて髪を切る5歳の息子)
回るお寿司屋さんでも、
病院でも、
お店でも、
自分で伝えています。
ただ、最近恥ずかしがり屋で
(思春期差し掛かってる??)
店員さんを呼ぶところまではやってほしい
と、言われることが多いのでそこまでは手伝っています。
もっと小さいことだと
自分の気持ちだとか
どう感じたかとか
どうしてほしいとか
そんなことも、
Kくんがどう思ってるか教えて。
そっか。言ってくれたからわかったよ。
ありがとう。
この繰り返しです。
小さいことだけれども、
大切なこと。
あなた自身のことは
あなたにしかわからない。
だから、教えてほしい。
察してもらうのは、お互いしんどい。
だから、自分から言ってみよう。
大丈夫。
うまく言えなくても死なない。
うまく言えないところは手伝うよ。
ここを、本当に大切にしています。
息子だけじゃなくて、生徒さんにも同じです。
人に何かを伝えるって、
実は勇気のいることです。
「話す」は自分から「離す」であり、自分や思いを「放す」でもあります。
なので、話したことに対しては敬意を払いたいと思っています。
まとめ
「子どもが自分の思いに気付いて言える」
これは、実はすごいことだと思います。
そのためには、安全でポジティブな場が必要。
今日も読んでいただきありがとうございます。