今日の内容を一言でまとめると
イヤイヤ期に「いやだ!!」「〇〇がやる!」「〇〇がいい!」と言えるのは
言っても安全な場所・相手だとわかっているからです。
そこまでの子育てがうまくいっています。
です。
いや!!〇〇ちゃんがやるの!!
これいや、違うの!
という具合に2歳くらいになるといわゆる「イヤイヤ期」が始まると言われますが、
どうでしょう?
ありますか?
もしくは、ありましたか⁇
子どもの発達で、
自分自身の意思
「〇〇したい」
「これは好き」
「これは嫌い」
というのが出てくるのが
だいたい2歳ぐらいです。
誰にでも「自我の芽生え」はありますが、
その大きさや出方は子どもによってまちまちです。
で、この時期は
これまで「泣く」でしか伝えられなかった
「自分の中の不快感」を
言葉で表現でき始める時期でもあります。
不快感というのは、
「自分の中のネガティブな感情」です。
これを言葉にして出したとき、
どう反応してもらうかで
自分が受け入れられる存在であるかどうか
という基本的な枠組みが心の中に作られていきます。
なので、イヤイヤ期は結構重要。
なんだけど、その斜め上をいく感じでたいへん…。
特に、働いているお母さんにとっては、
家を出る直前で自我を出す我が子に本当に手こずったり、
何故か、頑として意見を変えない我が子に呆れたり、
まあ色々あると思います。
まず、理解しておきたいのは
2歳くらいの「イヤイヤ」はその子自身の不快センサーがちゃんと作動している証拠、だということ。
イヤイヤ言えるのは、
自分を受け入れてくれる
という確証がないとできないことなので
あなたのこれまでの育て方が良かった証拠でもあるということ。
不快な感情は
否定される
え、伝わってないの⁈
じゃあ、もっと伝えなくちゃ!!
↓
もっとひどくなる(パニック)
なので、
別のことで気を逸らしたり
ご機嫌をとったりなだめたり
していると
となります。
こうなったら、もう
キツい言い方にはなりますが
その子自身が不幸だと私は思います。
だって、自分自身の感情なのに
それを納めるのにいつも他人の労力が必要って
非効率だし、自分で自分のことを頼りにできないので
自己効力感もなかなか育ちにくい…。
なので、2歳のイヤイヤ期の子どもには
共感される
↓
落ち着く
という仕組みを使って対応していくのがベスト。
まとめ
イヤイヤ期は子どもが「自分の気持ちを伝える」練習の時期。
ちょっとというか、場合によってはかなりたいへんだけれど
「否定するともっと伝えてくる」と心得よう。
今日も読んでいただきありがとうございます。