【良好な子どもとの関係の作り方】
子どもがやたらと反抗的な場合、親に共通点があることに気づきました。
こういうのを思春期のせいとか、性格のせいにしてませんか⁇
確かに、それもあるでしょう。
でも、それとは違う視点。
その共通点とは、
謝らない親
こういう感じです。
親だって人間なんだから、間違うでしょう⁇
勘違いもするでしょう。
でも、なんか変な気恥ずかしさとか、素直さがなかったりとかで、
間違えました。
ごめんなさい。
って言えなかったりする。
いや、弱みを見せるのがイヤで、親としてかっこ悪い自分を直視できなくて、つまり、自分の弱さを受け入れられなくて《言わない》んじゃないかな???
私自身、前はすごく葛藤があった。
明らかに私が間違ってるんだけど、
ごめん!ってなんか言いたくない!
って葛藤。
だけど、それを抑えて
人間として当たり前のことを、やるんだ。
私とKくんは人間として、対等だから当然のことだ!
と思い直して、やってきました。
今でも葛藤のカケラがあることもあるけど、だいぶスムーズに言えるようになり、息子は相変わらず穏やかです。
子どもって、小さければ小さいほど、言葉を額面通りに、受け取ります。
そして、ある程度大きくなってくると、その言葉の裏側の心の動きとかズルさとかも想像できるようになります。
特に、思春期に入ると人の本音と建前がなんとなくわかるようになって、
何かを取り繕おうとする大人や、その理不尽さに正義感を含んだ怒りを持つようになります。
私は思春期は「正しさ・対等・平等への敏感期」だと思ってます。
そこで、親が人間として対等でなければ、子どもは
ああ、小さい頃からこの人色々言ってきたけど、それって私のためじゃなくて、自分の体裁を守りたかっただけなんだな。
この人が可愛いのは、結局自分なんだな
と感じて、
という態度を取り始めます。
子どもに対等な人間として、謝ってますか?
間違えることは決して、バカだからではありません。
だけど、謝ることをしないのはバカです。
完璧な親像を見せるより、失敗したときのリカバーをしている姿を見せる方が有意義だな、と思ってます。
将来、息子が大人になったとき、
「大人は失敗しない。大人で失敗するのは恥ずかしい。」
という信念を持っていると生きづらいと思うからです。
私も、よく失敗します。
息子は私の失敗の後片付けを手伝ってくれます。
息子が5歳のとき、こう言いました。
なんでKくんがこぼしたら怒られるのに、大人はこぼしても怒られんのん?
ホントにそうだよなー、と思いました。
それで、失敗を怒るのをやめようと思いました。
すぐにはやめられんけど。
いろんな子どもさんとその親御さんを見てきました。
きらぼし学舎に来られる親御さんは、勉強されてる方が多いし、
私の【お母さんのための心理学講座】を受講してくださってる方も多いので、みなさん、どんどん子どもさんとのコミュニケーションが上手になってます。
カウンセリングで親子関係が劇的に変わった方もいらっしゃいます!
しかもね、親御さんのカウンセリングしか、してないの。
そのお母さんの思慮深さと実行力がホントに的確だったし「こんな関係いやだ!変えたい!」って思いが強くて、すごく頑張られました。
ホント、遅くない。
何歳からでもやり直せると私は思います。
今からでも遅くない。
子どもに対して人間として素直に謝る、やってみませんか⁇
今日も読んでいただきありがとうございます。