きらぼし学舎には、
人とのつきあい方がちょっと苦手だったり、
お友達とのトラブルがあって自信をなくしていたり、
そんな子どもさんがいます。
そういう子どもさんは、どうしたらいいのかわからなくて固まってしまったり、
「ばか」とか、
「うざい」とか、
乱暴なことばを気やすく言うのが仲良しなんだと勘違いしていたり、
人が怖くて、人のいるところに行くのが不安だったりします。
そんな子どもさんのために、きらぼし学舎では
人間関係トレーニングを行っています。
どんなことをするのかというと、
ワークシートで自分について考えたり、
目標設定シートで自分を客観的に見つめる力をつけていったり、
一緒にゲームをする中で、ルールを守りながらコミュニケーションをとっていったり、
そんなことをしています。
どちらも心理学を基本とした本を参考にワークシートを作ったり、
大学院の時に参加した、文部科学省指定の研究の内容や結果を参考にして行っています。
もう、10年も前なので旧姓ですが、
こうしてアシスタントとして載っています。
こんなゲームをしながら
会話のやりとりをしたり、話しかけたり質問する時のルールを確認して、
それにそってゲームをしたりしています。
そして、すごろくなどのゲームは、社会や授業で役に立つものを選んでいます。
私は、コミュニケーションの基盤は【自分自身を知ること】だと思っています。
ストレスマネジメントの考え方でも言われていますが、
自分が
それを知ることで人付き合いがしやすくなります。
逆に人付き合いが苦手な人は「自分自身に目を向ける」ことから始めるとやりやすいんですよ。
いろいろな方向から自分自身について考え、自分を知っていくと、
笑顔が増えたり、自分のことを適切なことばで表現できたり、自分の感じている気持ちに気づくのが早くなったりします。
その結果、友達と遊べるようになったり、不安を感じることなくお母さんと離れられる様になったり、
ケンカをしても仲直りできるようになったりします。
ただゲームをするだけでは身につかないので、
私の方から必ず、
どんなところを頑張っていたのか?
どんなところがわかりやすい関わりだったか?
わかりやすくフィードバックします。
子どもさんの伸びる力はすごいですから、やっていくうちにめきめき力をつけていきますよ。
今日も読んでいただきありがとうございます。