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不登校の子は学校に戻るべきか? 2016年5月公開記事

2022/06/20

今日のポイント

誰の人生も代わることはできません。

子どもには子どもの人生が、自分には自分の人生があります。

自分の人生に素直になってみると、子ども自身も素直になれます。


広島市では3月20日頃、県と市の公立小中高校の教職員の異動が新聞にて発表されます。

私は中学校にいたのもありますが、毎年必ずチェックしているんです。 

今年度は、中学生の時に生徒会執行部でお世話になった先生が、校長先生に就任されていました。


今から20年前、執行部のみんなで学校の屋上に上がった時、

夕日を見ながら「みんな20年後はどうなっとるかね」と話したことを思い出し、(誰も覚えてなかったけど…)

執行部のメンバー数人に連絡して、先生へのお祝いを提案したんですが…


1ヶ月以上、誰からも連絡は来ず…。


「まいっか。1人でお花を送ろうかな」と思っているところにメンバーから、

「ごめ~ん全然見てなかった、GW帰るよ」と連絡をもらって、

急にですが、今日集まることが実現しました。


先生にもプレゼントを用意して、昔話に花を咲かせてさっき帰宅。




帰りながら、いろんなことをつらつらと思い出しました。

 

私は学校に対してイヤな思い出があまりないんです。


たくさんの良い先生に指導してもらって、中学の執行部は本当に楽しかったし、

高校のクラブのマネージャーも楽しい思い出ばかりです(成績が超悪かったのは別にして…)


もちろん、悩みが無かったわけではありません。

苦しんだことが一度も無かったわけでもありません。

 

でも、学校が楽しかったと思わない人が居ることも知っています。

思春期はとてもぐらぐらと不安定な時期です。

 

羞恥心と自尊心のはざまで揺れ、協調性と個性のあいだでもがきます。

先生や友達に傷つく子もいます。

理解してもらいたい親と精神的に遠い子もいます。

 

学校に行くにしろ、行かないにしろ、どちらにしても、

その時にしかできないことをやるっていうことが大切なんです。


学校に行けば、友達・授業・先生・資源はたくさんあります。

それが活用できるなら学校に行けばいいでしょう。

 

逆に、学校じゃないと得られないこともないんです。

フリースクールや習い事でも仲間はできます。

家に居れば、心身の安全が確保されます。

 

それが必要ならば何よりも先に安心・安全を満たしてあげることが重要です。

不登校の子どもさんを見る時の目安の話も書いています。

 

不登校は甘えか? 2016年4月公開記事|きらぼしstudy online 今日のポイント不登校にも段階がいろいろあります。子どもさんが、どの段階のダメージを受けているかをチェックしましょう。突然ですが、不登校は甘えだと思われますか? 多分、そう思う人も、思わない人もいるでしょう。 いろいろな子どもさんに関わらせて...
 

 

目標もなくダラダラするのも、親がいる今しかできないかもしれない。

 

ほっとけないから親が動く。

それも有りです。


もしかしたら、

その学校が合ってないだけなのかもしれないし、本人の中に動きたくない何かがあるのかもしれない。

それはわかりません。

 

自分の学びたいことに対して積極的になれば、インターネットでも自分から動いても学べます。

 

ダメなことって何もなくて全部その子次第だし、全部その子が人生で責任を取っていくんです。

 

本当にダメな子育ても、

本当にダメな人生もないんです。


ダメだと思っているのは、案外自分がそう思い込んでいるだけってこともあります。

 

自分が自分に一番ダメ出ししてますよね。

 

人から言われたとしても、その人が代わりに人生を背負ってくれるわけではありません。

 

私自身は、どの子の人生も、どのお母さんの子育ても、いつも笑顔で応援していきたいとそう思っています。


なので、カウンセリングでは、その子自身や親御さんご自身の良い所や頑張っているところなど、

なるべくたくさん私からはお伝えしていきます。


もちろん、親御さんや子どもさんに「変わりたい」という思いがあれば全力で応援します。


変わりたいと思えば変わればいいし、変わりたくないと思えば変わらなくていいんです。

 

全て人生はその人がやったことで作られていきます。

 

「やりたいけどできない」のは、本当はやりたくないか、まだその時期ではないのかのどちらかです。

 

学校に行く行かないは目に見える行動で、目安の1つです。

 

そこではなく、

  • その子が今どんな課題を乗り越えようとしているのか
  • 親御さんの人生の目的をどこに設定するのか

ということに意識を向けたとき、今、何を大切にしたいのかが見えてくると思います。

 

はしゃいでもいいし、静かに喜んでもいいんです。

怒鳴ってもいいし、泣いてもいいんです。

かっこ悪くても、不機嫌でも大丈夫。

でも素直になってください。


自分にも人にも。

 

強がらなくていいんです。

 

お母さんだからってしっかりしなくていいし、お母さんだからっていつも笑顔でなくていいんです。




しっかりできるにこしたことはない。

笑顔になれることにこしたことはない。

1秒でもできればできたって言っていい。


子育てにも人生にも正解はありません。

あなたが納得するかどうかです。

もし、納得できないなら

納得できる方法を知って実践する。

それだけです。

 

今日も読んでいただきありがとうございます。

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