今日のポイント
お家に新しいことを取り入れるにはコツが2つあります。
昨日はマインドマップ描き方講座でした。
みなさん、かなり真剣にそして楽しく描いてくださいました。
マインドマップ講座では、多くの方が女性で、お家ではお母さんなので、「こりゃいいこと聞いた」とばかりに喜んで帰って、
お家で子どもさんに「お母さんね~今日、面白いの習ったんよ~教えてあげる」と教えたい衝動に駆られます。
が、お家で子どもさんに絶対に教えないでください。
なぜかというと、大抵の場合、無理やりというか、子どもさんの興味がまだ湧いてないから、全然良いものに見えない。
なので、お母さん自身が子どものいる前でしょっちゅう使ってみることで、子どもさんが興味を示したり、
お母さん自身が「自分の頭の整理のために手放せんわ~」くらいになっているところを見せてあげることが、一番子どもさんが興味を持って
「自分もやってみたいかも」となる。
そこまで待つんです。
これって、他の場面でも言えることで、発達障がいの子どもさんをお持ちのお母さんがよく陥る場面でもあります。
そういうお母さんは結構勉強熱心ですから、いろいろ学んで来るんですね。
それを「家でもやってみよう」となるんです。
が、「子どもに試してみたところ上手く行かなかった~だから、もうやめちゃった~」となる。
そうならないためには2つのコツがあります。
お家で新しいことが上手くいくコツ
わあやってみたいとなる十分なイメージと効果の説明
マインドマップ講座では、マインドマップの描き方に行く前に
というお話をします。
受講生のみなさんの、今お持ちのお悩みなどを聞きながらやるので
「マインドマップを使ったら、私の○○が解決しそう」
とイメージできるようになるんです。
ですが、例えばお家で絵カードを導入する前に、子どもさんにそれの良さを伝えていますか?
子どもさんのお困りごとに合わせて、解決イメージが浮かぶような言葉がけを先にやっていますか?
たいていここすっ飛ばしちゃってますよね。
だから、うまくいかないんです。
お家で新しいことが上手くいくコツ
できたらすかさず認める(子どものテンションと合わせる)
マインドマップ講座では、実際に描いている間、私がいろいろアドバイスやコメントをします。
ちょっとしたコツや、上手くいっていること、ちょっと迷いが見えたら「それで大丈夫」という肯定など
なるべく描いていて楽しくなるし、自分に自信がつくような声かけをします。
では、例えばお家で絵カードを取り入れました。
できたとき、どんな声かけをしていますか?
行動を認めていますか?
ここで、勘違いしてほしくないのが【ほめる=テンション高い】ではない。
「きゃ~!○○くんやればできるじゃんもぅ!天才」こんな風に言わないといけない。
もしくは、こんな風に言っていて疲れてしまって続かなかった。
なんてことはないですか?
こういうの、要りません。
ただ、普通に
「できたね」
「がんばったね」
「レベルアップしたね」
「お母さん嬉しいよ」
「かっこいいね」
と言えばいいだけです。
子どもがとても嬉しそうだったら、自然と嬉しくなって子どものテンションと合ってきます。
習ってきた良いことをお家に取り入れる時は、この2つに気をつけてみてくださいね。
今日も読んでいただきありがとうございます。