今日のポイント
お仕事でも学びでもなさってください。自分の人生を生きてください。
母という病
今日はこんな物語から。
誰かの役に立ちたい、誰かに頼りにされたい、とずっと願ってきた人がいました。
その人が結婚し、子どもができました。
生まれて初めて、自分を無条件に必要としてくれる存在。
それが子どもです。
様々な苦労をしながらその子を育ててきました。
1歳になり2歳になり、だんだんと出来ることが増えていきます。
5歳、6歳、7歳。子どもはどんどん成長します。
それでもまだ子どもですから失敗もたくさんしますし、わからないことできないこともたくさんあります。
その度にその人は
「お母さんにやらせてごらん。」
「お母さんの言うことを聞きなさい」
「○○しなさい」「ほら、言ったでしょう」
「○○した方がいいんじゃないの?」
「言うことを聞かないと○○になるよ」
と子どもが自分で考える機会を母親の言うことをきく機会へとすり替えてきました。
とうとう子どもは自分では何も決められない、人の言いなりになっては文句を言う、そんな悲しい人生を送るようになってしまいました。
子どもが
うまくできない
言うことをきかない
自分で決められない
感情の波があり人付き合いができない
そんな状況が続く間は
母親は母親でいられます。
母親という生き方を続けるには、子どもは成長してはいけないのです。
子どもが成長するというのは、母親である自分を必要としなくなるということです。
「困った人」を作っているのは…
「恐ろしいけどうちには関係ないわ」
本当にそうでしょうか?
これまで、
多くの子どもさんと
そのご家庭をみてきました。
発達障がいグレーゾーンの子どもであっても、不登校の子どもであっても
・・・
どんな子どもであっても、その親が願うのは、子どもが自ら幸せな人生を送ることです。
だから自分のこと以上に心配するし
自分のこと以上に情報を集めるし、自分の人生を半ば後回しにしてまでも子どもに注目するんです。
でもその注目の仕方が子どもの困った状況をさらに増やしているとしたら…
【家族療法】という心理療法では、問題を起こしている人、問題行動を持っている人を
IP(Identified Patient)つまり「患者としてみなされた人」と呼びます。
どういうことかと言うと、その人が問題を起こしているのは、周りの人たちとの関係や生活している環境の中で、それが必要だからということです。
子どもさんを「困った人」として見ていませんか?
その「困った人」が存在するということは、実はそれを必要としている自分がいるのかもしれません。
お母さん自身が自分の人生を生きる
私は、子どもさんがある程度大きくなったらお仕事をすることをオススメしています。
短い時間でも構いませんし、趣味を専門的に学んでお仕事にして、自宅サロンのような方法でもいいと思います。
とにかく、社会に貢献する
これを積極的にしてもらいたいんです。
なぜかというと子どもが成長できないからです。
お母さん自身が自分に向き合い、自分のやりたいこと、自分の気持ちのいいことを知って、それをやっていくことが、
結果的に子どもとの関係も良好にし、子どもも成長していく姿をたくさん見てきました。
そして、その逆も…。
ぜひ、お仕事でも学びでもなさってください。
自分の人生を生きてください。
特に発達障がいグレーゾーンの子どもさんには
「日本が合わんのんだったら海外を試してみる?」とか言えるといいと思っています。
「でも、何からしていいか…」
そうですね、
急にはわかりませんよね。
そんな方は、ひとまず色んな生き方を知ってみてはいかがでしょう?
そして、心のかたづけの方法を知ってみてはいかがでしょう?
心のかたづけメソッドをお伝えしている方が広島にお二人います。
メンタルオーガナイザーのお二人が9月にコラボイベントをされます。
私もファシリテーターとしてちょっぴりお手伝いしますよ。
(開催終了)
色んな人生がありますが、みみさんもようさんも、自分の人生を自分で決めて歩んでいる人です。
そして、私も。
迷いつつも進んでいる3人の、心と頭のかたづけ術。
どうぞ、一緒に試してみてください!
今日も読んでいただきありがとうございます。