今日のポイント
結局、「自分軸」も「自分らしさ」も全て、自分の人生を自分で選んで、決めて、責任取っているか
その覚悟はできているかで、その充実度や納得度は変わる。
自分軸もってますか?
人から何か言われると急に自信がなくなる
自分の本当にやりたいことがわからない
人の意見にすぐ流されてしまう
そんな自分がイヤだ…
そんな風に思うことはありませんか?
周りの人はみんなうまくやっているように見えるけど、自分だけいつまでたってもダメ人間なような気がする
そんな風に感じることはありませんか?
やってもやってもまだ足りない気がする
そんな風に焦っていませんか?
私はあります。
時々、定期的にやってきます。
そして、自分自身を見つめる時間を作ります(もちろん マインドマップで)
なぜかというと、アイデンティティは付け加えるものではなく見出すものだからです。
アイデンティティとは何か
心理学では、自分軸や自分らしさを「アイデンティティ」といいます。
それは自分が自分であるという感覚です。
以前、自己分析ワークショップをしていました。
隔週でやって完了まで約2年もかかる、大がかりなものでした。
その中で私が学んだことは「人は自分自身を知ると他人にも優しくなれる」
「自分というアイデンティティは過去のさまざまな経験、人からの言葉や思い込みや感情で包み込まれて原型がわからなくなっている」
ということでした。
中学生の時に読んで感銘を受けた本
「ソフィの世界」の冒頭はまさに「アイデンティティ」を問う【あなたはだれ?】で始まっていました。
多くの人がこのアイデンティティを自分の外に求めます。
自分を認めてくれる
を求めてさまよっています。
でも、アイデンティティは、人に認められたから発生するものではないのです。
アイデンティティは、あなた自身が歩んできた足あとのようなものです。
あなたの今立っているところから、過去を振り返ってみた時、そこから何が見えるか、何を感じるか、どんなストーリーを思い出すか。
それら全てがあなたのアイデンティティなのです。
あなたが認めようと認めまいと、人が認めようと認めようと、あなた自身がこれまで生きてきた中でやったこと、出会った人と交わした言葉
それら1つ1つを全て体験しているのは、世界中探してもたった一人、あなたしかいないのです。
世界一簡単な「自分軸」の見つけ方
もし、あなたが「自分らしさ」や「自分軸」を求めてふらふらとさまよっているなら
これまでに自分がやってきたこと、関わってきた人、好きだった遊びや場所、音楽、映画、本、嫌だったこと、悲しかったことなどを
思い出して紙に書き連ねてみてください。
そして、できれば育った町に行ったり、あなた自身の祖先をたどってみたりしてください。
そこで湧き上がる感情や思い出、記憶、それらが全てあなた自身のアイデンティティです。
映画「マイガール」はまさに、アイデンティティを探し求めるお話ですね。
「自分軸」を作ってみる
そしてもう1つ。自分ルールを作ることです。
多くの人が自分の行動に基準を作っていません。
あいまいに行動するから、迷いが生じたり、後悔したりするのです。
例えばフェイスブックの「イイね!」の基準。
友達申請を承認する基準。
人と会う時の基準。
ちなみに私の基準は、「今の自分に+αされるかどうか」「家族や友達・仲間の幸せにつながるかどうか」が基準です。
一見めんどくさそうですが、ルールが人を自由にするのだと私は思っています。
結局、「自分軸」も「自分らしさ」も全て、自分の人生を自分で選んで、決めて責任取っているかその覚悟はできているかで、
その充実度、納得度は変わります。
そういうことです。
私のアイデンティティのひとつ可部
先日、若者サポートセンターあおぞらの秦さんのご紹介で
可部旧道にある老舗呉服店かしわや入江さんのプレオープンイベントにいって参りました。
曾祖母の代から可部に生まれ、可部に育った私にとって、可部を知ることはアイデンティティのひとつです。
まだまだ知らないことがたくさんあります。
かしわや 入江さんは、築、100年以上の梁をそのまま残した和モダンな内装
この度、お店を改装されて、喫茶が楽しめるイベントスペースを作られました。
(お写真、お借りしました)
大きなグランドピアノと素晴らしい音響
木と人のぬくもりが感じられます。
奥の廊下と中庭がこれまた素晴らしいんです。
石臼挽きのコーヒーがいただけますよ。
安佐北区にお越しの際はぜひ、お立ち寄りくださいませ。
秦さん、カベキッザのみのりさんと。カベキッザに入れていただいて10月の可部の町めぐりにて少しだけ子育て講座をいたします。
(こちらは開催終了)
自分を知ることで人に優しくなれるんです。
これまでの自分を紙に書いてみること
自分の思い出や祖先をたどってみること
やってみてくださいね。
今日も読んでいただきありがとうございます。