今日のポイント
10年後も同じことで悩んでいたいですか?
10年後も同じ関係でいたいですか?
今が変われば未来が変わるんです。あなたは未来の自分のために今、何をしますか?
先日、子どもさんのことで「カウンセリングを受けたい」と子どもさんのお父さんからお申し込みをいただいていました。
ところが、後日「キャンセルをおねがいいたします」というご連絡がありました。
どうやら、お母さんの同意が得られなかった様子
私は本当に嬉しく思いました。
というのも、私にカウンセリングを申し込むことで、夫婦で子どもさんについて話をし
お互いに求めていることや現状の見方が違っていることに気づかれたからです。
結局のところ、不登校を子どもの問題だと思っている限りは、おそらく何も変わりません。
不登校は、その子自身がなんとかしないといけないものではなく、家族全体の課題をその子が体現していると私は考えます。
夫婦で心と考えを1つにする必要はありません。
が、夫婦で、今の子どものことや、これまでの子育てや、夫婦関係のことを、お互いにどう感じどう思っているのか?
正直に話しておくことが大切なんです
「○○だろう。」
「きっと○○と思っているはず。だから、こうする」
といったあいまいな予想と、それに基づく行動をやめてください。
そのあいまいな予想とそれに基づく行動が、事態を悪化させています。
今までの家庭教師の経験の中で夫婦で話ができている場合や、
話はできていないかもしれないけれど、お父さんとお母さんが協力してきらぼし学舎に連絡をくださったり、送り迎えをしてくださっているご家族は、経過がとてもいいんです。
不登校は家族の課題です。
あの子がおかしい
あの子が変われば
あの子が…ということでは、何も変わりません。
夫婦で、ぜひこれまでの子育て、これからの子育て、夫婦として子どもにどの様に接するか
お互いをどう思っているのか、どんな人生を送りたいのか、何に戸惑っているのか、何に困っているのか…
そんなことを正直に話してください。
むしろ、これまで話さなかったのが異常なんです。
「でも、話をできる雰囲気じゃない」
そんな時は、相手を尊敬する気持ちが足りません。
どんな人でも、思い遣りがあれば尊敬できます。
10年後も同じことで悩んでいたいですか?
10年後も同じ関係でいたいですか?
今が変われば未来が変わるんです。
あなたは未来の自分のために今、何をしますか?
今日も読んでいただきありがとうございます。