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手を使って計算する子にどう対処するか 2016年9月公開記事

2022/07/19

今日のポイント

観察の目を持って子どもを見ると、いろいろな発見があります


「うちの子、手を使って計算するんです。どうしたらいいですか?」


時々、寄せられるこの質問。



聞く度に(う~ん)となってしまいます…。


で、「どうして手を使ったらいけないんですか?」と意地悪にも聞いてしまいます。


私は手を使って計算が正確にできるなら、それでいいと思っています。


そして、どうやったら手を使わずに計算できるか、よりも

どうして手を使って計算しているかを親御さんには考えてほしいんです。


手を使わずにできる計算と手を使わないとできない計算との間に何か違いがあるのか、とか

どんなときに頻繁に使っているのかとか

観察の目を持って子どもを見るといろいろな発見があります。


単なる発達障がい(特に学習の障がい)に終わらせるのではなく

もしかしたら、具体的なものの数と数字がまだ結びついていないのかなとか


数字の違いがよくわからないのかな?

数の玉だったらわかるかな?

お金だったらわかるかな?

そんな視点を持ってみると、いろいろと生活の中でできる手がかりが見つかります。


子どもにとって算数は、具体的なものを数字という抽象的なものに一対一対応で置き換える高度な技術です。

どうぞ、生活の中でトマトを家族に取り分けたり、いちごを配ったり、お使いに行ったり、ココアを敢えて量ったり、そんなことをさせてあげてください。


お台所は算数するにはもってこいの場所です。


兄弟げんかなんかしたらサイコー!

はかりをつかって、量らせてあげましょう。


ちなみに、うちの子はお金の計算だったら3桁でも4桁でもできますが、プリントになって、文字になって、文章を読んで式を書く問題となると全然だめです。

それは、文章のイメージ化がまだ未熟だからです。


私は未だに繰り上がりのかけ算なら左手で繰り上がる数を手で示します。

見ないけど、その方が安心で安定して計算できるからです。


見た目にこだわるんじゃなく、できることにこだわるんじゃなく、その子がよりラクに正確に計算できる方法にこだわってみてください。


今日のブログは寺田昌嗣さんの コチラの記事に触発されて書きました。



私は、中学生でも計算ミスの多い子には、必ず途中式を「暗算せずに」書くことを勧めます。

暗算できるのが別にカッコいいわけじゃない。



今日も読んでいただきありがとうございます。

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