この秋 8年ぶりに連続ドラマを見ています。
リアルタイムではなく見逃し配信で見ているんですが、やらないといけないことを置いておいてついつい見ちゃう
いけんいけん、と思いながら誘惑に負けちゃうこと、ありますよね?
ええ、私はしょっちゅうです。
そんな、何か失敗したとき、うまくいかないとき、頭の中にどんなことばが浮かんできますか?
私は
「またちゃんとできかった」
「もっとちゃんとやれたらいいのに」と
ちゃんとということばが出てくることがよくあります。
そして、もっと自分に厳しくしないといけない となりがちです。
子どもでもありますよね。
実は、厳しく批判するのは間違っているって知ってましたか。
失敗したときに厳しく自己批判すればするほど、より大きな反動が起きて、誘惑に負けやすくなってしまうことが研究でわかっています。
ルイジアナ州立大学の研究では、体重に気をつけている若い女性をあつめ
A
甘いドーナツを食べてしまったことを「誰でもそういうことはありますよ」となぐさめてもらったグループ
と
B
甘いドーナツを食べてしまったけどなぐさめはなかったグループ
の2つのグループにわけました。
その後さらに、目の前にあるチョコレートをどのくらい食べるかが観察されました。
すると
A
28g(キスチョコ6粒程度)
B
70g(キスチョコ15粒程度)
という結果に。
つまり、なぐさめてもらうことで罪の意識が取り除かれ、欲求を抑えることができたのです。
強い意志力は、自分に厳しくすることで得られるものではないようです
自分の意思を弱くしているのは、実は厳しい自己批判なんだそう。
自分に厳しくするよりも「そういうこともあるよね」と
ゆるく考えた方が次には頑張れるし、自分の衝動的な欲求も抑えることができるんだそうです。
最近、面白いドラマがたくさんありすぎて、ついつい見ちゃう自分を「もっとちゃんとせんと」といましめていましたが、
自分を責めるのをやめてゆる~く考えてみるのをちょっと試してみようと思っています。
一緒にどうですか?
今日ご紹介した研究はこちらからご紹介いたしました。
今日も読んでいただきありがとうございます