受講生さんでも、学校の生徒さんでも
私は自分の伝えたことで、その人がより自分自身の可能性を拡げることを意識してもらいたいと
そう思っています。
「人生の可能性を提供する」
それが私の仕事をする上での理念です。
そこには小さなテクニックはたくさんありますが、そのテクニックを1つずつ覚えるよりも、
そこに共通するものごとや人を見る視点を持つこと、それを重視しています。(数学と同じですね)
一番大切なのは「おもいやり」
相手のことを思えば、言葉かけだって、態度だって、教え方だって、立ち居振る舞いだって自ずとわかってきます。
「でも、相手のことを思って相手が受取りやすいようにって思ってそれをやっていると自分がなくなるようで、
自分の無力感ばかり感じてしまって苦しくなります」
ええ。
そんなこともあるかもしれません。
でも、ちょっと考えてみてください。
その相手のためにって、傲慢じゃないですか。
それを通して、自分の都合のいいように相手を動かそうとしていませんか?
それをやることで、自分のことを好きでいられるか?
この視点が抜けると、ほしいものも全部得られなくなってしまいます。
好かれようとするんじゃなくて、認められようとするんじゃなくて、自分が自分のことを好きでいられる行動を取る。
それが、結局のところおもいやりにつながっていくんだと思います。
そして、欲しい形ではないかもしれないけど、そこかしこに愛はたくさん落ちていて、拾おうとしていないのは自分なのかもしれません。
私自身、2016年は両親からのわかりにくい愛をどの様に見つけて拾っていくかを思い悩んだ1年でした。
これまでの自分を振り返って、わかりやすい愛情だけを受け取って、そうじゃないわかりにくいものを
「そんなのいらないやい!」って投げ捨てたり、見ないふりしたり、そんなことをしていたな~と思います。
自分に都合よく「わかりやすく愛情を見せて」と、ワガママ言っている自分にも気づきました。
ま、気づいたからと言って態度がガラッと変わるわけではありませんが…。
迷惑な心配の仕方も、頼んでもいないことを勝手にされることも、子どもに対して不適切な叱り方をするのも、両親からの愛…。
私の好きな形ではないから、受け取るか受け取らないかはそれぞれに判断して要求もだしますが、愛情そのものは「ありがとう」と思えるようになりました。
見えるものが全てじゃない。
見えないものも全てじゃない。
私はどうしたいのか?
今、ここでどんなことをしている・していない自分が好きなのか?
そんなことを日々考え、実行に移す毎日です。
ストイックではありません。
自分に正直であることを習慣化すると、すごく呼吸がしやすい。
それだけなんです。
そうしていると、ライフオーガナイザーカンファレンスにて、今年最も輝いたライフオーガナイザーを決める
「シャイニングスター賞」にノミネートしていただきました(私はいなかったので、仲間が教えてくれました)
1700人近くのライフオーガナイザーの中で、私を「あの人頑張ってたよ」と思って下さった方々が多くいらっしゃった、ということ
本当に感謝です。
そうしたら、やっぱり相手の受け取りやすい形で愛情を表したいな、と思うのです。
「おもいやり」を多く学んだカンファレンスでした。
いつも快く送り出してくれる両親、夫、息子に感謝です。
(小学4年生ぶりのうどん県にて)
今日も読んでいただきありがとうございます