ほとんどの親御さんは、子どもさんに対して
「逆境に負けず最後まで粘り強く頑張って欲しい。」
「すぐに諦めるところはなるべくなら見たくない。」
「結果はともあれ、頑張る姿を見たい。」
そう思っているんじゃないでしょうか?
この2日間、コチラの本を参考に、
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私の息子に対する実践をご紹介しました。
でも、子どもというのはすぐに効果がでるものでもありません。
研究でも、その多くは縦断的研究といって、対象となる子どもたちを大人になるまで定点的に観測するという方法で調査をしていて、とても時間とお金と労力がかかるものなんです。
でも、はっきりとわかっていることがあります。
「やり抜く力(GRIT)」を持っている人たちはその親を手本にして、親の生きる姿勢から「情熱」と「粘り強さ」を持って取り組むことを学んだということ。やり抜く力 GRIT p289より一部抜粋
つまり、心理学的に「賢明な育て方」というのは、昨日と一昨日のブログで書いたように「子どもに厳しい要求をしながらも支援を惜しまない育て方」なんですが、
それと同時に親自身が、「継続して何かを続けていて、自分のやりたいことのために努力をしている」ことが必要不可欠なんです。
どうですか?
チャレンジしていますか?
もし、YESなら、子どもさんにも着実にその力が身についていますよ。
ただ、勘違いしてほしくないのは、努力や継続というのは苦しいものとは限らない、ということです。
努力と聞くと、辛いことを我慢してとか、額に汗かいてとかだけをイメージしていませんか?
違いますよ。
好きなこと、やりたいことであることが大前提です。
好きなことだから、多少の大変なこともできるんです。
やりたいことを楽しみながら努力する。
ここが本当に大切なんです。
「うちの子何にも熱中するものがないんです」という親御さんはたいてい、
子どもさんに集中していて自分のことはほったらかし、ということが多くあります。
この子が手が離れたら と思っているとしたら多分、永遠に手は離れません(あなたが離したくないんだから)。
自分のために我慢していると知ったら、子どもさんはどう思うでしょうか?
やりたいなら、出来る範囲でとっとと始めてしまったほうが、子どもさんのためにもよっぽどか有益です。
子どもさんの「やり抜く力(GRIT)」を育てたいなら、あなた自身が情熱を持って努力することをいとわない人生を。
今日も読んでいただきありがとうございます。