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劣等感の乗り越え方(ドラマ「嫌われる勇気」第3話) 2017年2月公開記事

2022/08/17

人と比べて落ち込むことありませんか?


今回の「嫌われる勇気」第3話は、競争における劣等感の話でした。


とっても気が利く人を見て「なんて私は気の利かない人間なんだ」とか。

私は気の利かないことが多いので実はよく思います。


事の進み具合とか、自分への自由の許し方とか、大人な対応とか、落ち着いて物事を処理しているとか、時間の使い方とか、見た目とか、いろいろ…。


「あの人はあんなにできるのに…。」とか

「私は全然ダメだ…」なんて、考えだしたらキリがないですよね…。


こういう「あの人に比べてわたしは…」というのは、健全な劣等感ではないとアドラー心理学では考えます。


では、健全な劣等感とはなんでしょう?



いきなり答えを言っちゃう大文字教授。


ま、要は「なりたい自分のイメージに追いついてないな~」と焦ったり、できてない自分を感じるのが健全な劣等感で

「あの人に比べて私なんか…」というのは違うと言っているんですね。


人と比べてしまうと、そこには競争が生まれてしまいます。

「あの人よりもっと抜きん出なくては」という競争です。

それって、たとえその人を抜かしたとしても、後から追われる恐怖であったり、次なるもっと抜きん出た人の出現とかで、心が休まることはないのです。



今回のストーリーでは、被害者の吉野先生(右)と



加害者恵の母 美子(右)は


どちらも、進学校でのトップをキープする恵(左)の「大切な人」という座を維持するために、見えない何かと競争していたから自滅したとも言えるのです。


その見えない何かというのも、自分で勝手に設定し自分で勝手に怯えていただけなんですけどね…。


人の価値観に乗っかっていては、人は幸せにはなれません。

人の価値観に乗っかって、人の価値観を大切にするというのは、

自分の人生を生きずに誰かの価値観をなぞりながら、自分ではないものを求めていることと変わらないからです。


だから大文字教授は、「安堂蘭子の弱点を教えてください」という監察医の相馬に



というのです。


ま、要は、気にしない人の前では全ては一人相撲だよ、と。

そう

他者の評価を気にしない人は最強なんですね。


大文字教授はこういいます。



そして、青山年雄くんも、あらゆる競争の被害者となった恵ちゃんにこういうのです。



そうです。

自分の人生、あなたが主役です。


誰かにジャマをされたとしても、あなた自身がどうしたいのか?

それが一番大事なんです。


そして、不健全でない劣等感を乗り越えるには、他人や見えない何かではなく、『過去の自分と比べる』

昨日の自分より成長していますか?

1ヶ月前の自分と比べてはどうですか?

1年前は?

10年前は?


そうです。過去の自分と比べれば、競争は起きないのです。


今回はそういうお話でした。

が、私にはもう1つ気になるテーマが。

それは母娘関係。



大学の卒論のテーマも「青年期におけるIWMと認知された親の養育態度」という、

愛着形成による対人態度と親の養育態度をどの様に認知しているかの相関関係だったので……。


っと。

ちょっと長くなりそうなので、これはまた今度。


もし、周りとの劣等感に苛まれるようであれば、まずは、過去の自分と比べて成長しているか考えてみてくださいね。


ちなみにアスペルガー症候群やその傾向のある人は、過去の自分と今の自分とを比べるのが苦手なので、

過去に比べて成長しているところをなるべく何度も伝えてあげてくださいね。



今日も読んでいただきありがとうございます。

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