以前書いたこの記事
たくさんの反響をいただきました。
内容を1行で説明すると、
空気を読まずに意見を言う人は、グループの成長と間違いを防ぐために必要。
で、みなさんのコメントを読んで多かったのが、
「自分の意見を言うとき迷うこともありますが、この記事で勇気づけられました」
というもの。
確かに、場の空気を乱さないために、もやもやしながらも自分の考えを飲み込むことはよくあることです。
でも、その
「空気を読まないみんなとは違う視点を持った考え」を伝えることで、全体が悪い方向へ進むのを防ぐことができるんです。
(それが上のリンク先のお話)
色んな人を見てきて思うのは、大人でも子どもでも、見方や考え方のバリエーションが少ないと、しんどい思いをしたり、怒りや不満、不安を抱え込みやすくなるということ。
それは個人でもグループでも同じです。
なので、グループでも、場を乱さないことを大切にするよりも、一人ひとりがみんなと違っている発言をすることの方が役に立つのです。
その方が考え方のバリエーションが確実に増えますから。
意見が通るかどうかが問題なのではありません。
意見を出すかどうかが重要なのです。
そういうのを、風通しが良いグループであると言うのではないでしょうか。
そして、そんなグループであれば必ず発展するでしょうし、何か課題が生じても必ず協力して解決できるでしょう。
会社でも、学校でも、家族でも、個人の中でも同じです。
『考えのバリエーションを増やす』
これを目指していきたいものです。
そうすれば
「変なこと言って問題をややこしくしたくないけぇ 黙っとこ」とか
「仕事が増えたらたいぎいけぇ ほっとこ」とか
「あの人ほんまにありえんわ まじうざい」とか 言うのはなくなってくるんじゃないかと思います。
この考えをみんなが気をつければ、人と違うことに価値が生まれます。
そうしたら、発達障がいが障がいじゃなくなるんじゃないか、と思うんです。
問題視する心からバリエーションが増えるメリットを探す心へ。
考えが違う人がいるのは当たり前。
自分とは合わない人がいるのも当たり前。
理解できないかもしれないけど、その存在を認めることはできます。
そして、あなたもきっと誰かの非常識。
今日も読んでいただきありがとうございます。