片づけをするとき、全部出して見てみたものの、
結局、もう一回隙間なく納めた。
こんな経験がある人は少なくない(と信じてる)
これって、「使える」か「使えない」か で、ものを分けているからじゃないかと。
「使える」か「使えない」かでものを分けている限りほとんどの片付けは終わらない。
だって、「使える」ものの方が圧倒的に多いから。
「使える」けど「使いたいわけじゃない」から困ってるんであって、
「使えないもの」であれば誰だって躊躇なく(ほとんどね)捨てられるんじゃないかと思うのです。
でも、世の中のほとんどのものは「使えないもの」よりも「使えるもの」の方が圧倒的に多い。
だから出してまた戻しちゃう。
で、それと同じことが、なんでも引き受けて抱え込んでしまう人の頭の中でも起きている。
今週末、いよいよ広島でのGet Organized Week!チャリティイベントがあります。
当日は会場で
全て聞いて帰れます。
ライフオーガナイザーという、お片づけを仕事にしている人の、自分の人生を豊かにするための考え方から、具体的な方法まで、一気に聞けるのはなかなかないチャンスだと思います。(以上、宣伝はここまで)
でね、今回このイベントの実行委員長を私はさせてもらってます。
会社勤めをしたことのない私にとって、「○○長」なんて、中学校の生徒会長以来です。
当時、なんでも一人でやろうとしてて「もっとみんなを頼ろうよ」と副会長の友達に言われた私。
そう。
ついつい「あれもやらなくちゃ、これもやらなくちゃ」と思ってしまうと次々とやってしまう…。
別に、信用してないとか自分でやったほうが早いとかではないんです。
人に振り分けるのを忘れてしまう、それだけなんです。
でも、「それじゃいかん」と中3の時に学んだのでその反省を活かす。
と思っていたのだけど、「やっても~た~ 」
つい「これくらいならできる」と「できる」or 「できない」で考えてしまうと
なんでも「できる」でしょ。
むしろ、「できん」ことの方が少ないでしょ。
これって片づけと一緒だな、って。
「使える」か「使えない」かで考えると全部「使える」からとっておく。
そしたら、全然片づかない。
それと同じで、仕事とかやったほうがいいこと、課題を「できる」か「できない」かで考えてしまうと全部「できる」
だから仕事が終わらない。
気がついたらなにもかもやろうとしてしまう。
そんな事態に陥る。
人生なんてブラック企業みたいなもんだから、「できる」でやってたらやってもやっても終わらない。
そんなことを目安にしていこう、と考えるようにしました。
自分以外の誰か他の人がからむと決断がニブる私・・・
それは、人の気持ちをよくわからない、というところからの出発だったりするからかも知れません。
もともとよく汲み取れないのに、気にしなかったらもっとヤバい的な。
でも、何かを成功させようとしたら、必要なのは「今、本当に大切にしないといけないものは何だ?」という問いをし続けること。
これは家庭でも学校でも同じじゃないかと思います。
誰かの立場を守るとか
誰かの顔を立てるとか
誰かを怒らせないようにするとか
そういうことが本当に、目の前の子どもを守ること・大切にすることにつながるのでしょうか。
そういうことにはいつも空気を読まず、気持ちを考えず、大切なものに目を向けられる自分でありたいのです。
今日も読んでいただきありがとうございます。