そんなお母さんがたのカウンセリングをしています。
そうすると、みなさん
「私の育て方が悪かったから…」と言われます。
確かにそうかも知れません。
否定はしません。
だって、
そういう状況だったら、子どもが何らかのサインを出すとして
「普通に出しても親に届かないか、阻止されるから、絶対に阻止されない方法」を取ることは大いにある。
だけど、「育て方を間違ったかどうか」 とか「良かったか悪かったか」 とかじゃなくて、単に「知らなかった」
それだけじゃないですか?
大切なのはそこじゃなくて、
気づいたら今すぐにでも違う方法を選べるってこと。
子どもが小さいうちじゃないと手遅れか?っていうと、そうでもないと私は思っています。
尊敬する、大河原美以先生もそうおっしゃってました。
大河原先生の紹介記事はコチラ
何歳からでも、気づいたときが最適な時。
困ったときがチャンスです。
もっと早くにと思うかもしれませんが、もっと早くに知るチャンスを活かせなかったから、今なんじゃないかと思うんです。
今だからこそできること、たくさんあります。
少なくとも私はそう信じています。
私自身、息子がもっと小さかった頃には気づけなかったことに、今、気づいたりすることがたくさんあります。
これから先にもそういうことはたくさんあるんだと思います。
また、息子の方の準備(いわゆるレディネスですね)もあります。
今だからこそわかることあるようです。
先日、息子とテレビを見ていて、
なんで大人って子どもの気持ちを考えれんのんかねー。
と私がつぶやいたら、
心は見えんけぇよ。小さい子はなかなか気持ちがうまく言えんけぇ大変なんよ。
としみじみ言っておりました。
取り調べとか圧迫面接のような尋問を過去にやっていた私。
心が痛みました。
きっと、言いたいことがうまくいえないそんなもどかしさの中、
私が息子の思いを汲んでやれなかったことが何度も何度もあるんだと思います。
どんなにダメな母親だったとしても、子どもにとってあなたしかいないんです。
100点のお母さんを求めているんじゃないと思うんです。
大学だって60点で及第なんだから60点でいいじゃないか。
私はそう思うのです。
後悔しているなら、今、ココから選んでみませんか?
そして、どっちだったとしても、子どもはなぜか一心に求めて愛してくれている。
そう思います。
育て方を間違ったなら、今日、この瞬間から「ホントはこうしたかった」に変えてみませんか。
100点なんか目指さなくっていい。
多分、そのままでも十分で、それでもあなた自身が納得しないなら、ほんの小さなことを試してみませんか。
年なんて関係ないです。
私はおとなになって母に頭をなでてもらったとき、本当に嬉しかったです。
涙がでました。
あなたが今日この瞬間から、自分を好きでいられる行動をひとつやってみれますように。
今日も読んでいただきありがとうございます。