昨年のチャリティイベントが終わった時、私はとっても後悔しました。
それは、頑張らなかった自分に対して。
人と比べてというわけではなく、自分の可動域を拡げるチャンスがあったにも関わらず、
努力せず自分の安全領域でだけやってしまったことにとても後悔して、
安穏としていた自分がなんだか許せない気持ちになったのです。
ちなみに去年の記事はこちら
そういうのもありつつ、
今年は自分の可動域を拡げる関わりをしよう、と思っていました。
なので、実行委員長も買って出て「頑張ろう!」と思っていました。
でも、「頑張ろう」がすでに間違いの一歩を踏み出していました。
もっと「頑張る」の中身をよく精査するべきだったと今なら思えます。
半年間、実行委員長として携わった「Get Organized Week!2017 Charity Event in 広島」
私が今回、イベントの実行委員長をする上で大切にしたいと思ったのは、まず、私が信頼すること。
信頼するって一言でいっても、なんとなくぼんやりわかるようでわからない、というものだと思います。
こういう言葉は要注意。
なぜなら、おなじ「信頼する」という言葉を話していても、イメージするものが全く違うから。
「信頼して何も言わない」が「ほったらかしになっている」になることだってあるし、
「信頼してるから提案する(あとは自分で選んで欲しい)」が「ちゃんとやってるのにいちいちうるさい」になることだってある。
私の思う信頼が、実行委員や当日お手伝いのみんなに伝わっていたかというと、おそらく不完全だとは思います。
私がわかりやすく「信頼」を示したかというと、それも多分わかりにくいものであったと思います。
私は違っているということを楽しむタイプの人間です。
だから、意見が一致しないときのほうが燃えるし、萌える。
「この人はどんな考えを持ってるんだろう」
「どうしてこんな風に考えるようになったんだろう」とワクワクしているのです。
でも、世の中には「意見が違う=分かり合えない」と考える人もいて、むしろ、こっちのほうが圧倒的多いんですよね。
だから、私にとっては「信頼=意見をきく」だったりします。
だけど、そうでない人が議論好きな私につかまると、
「わ!この人、めんどくさっ」ってなっただろうと思うのです。
(そういう人は、基本合わせてくれるので余計に増長してしまう私…。)
それでもやっぱり、「こうしたらいいんじゃないか?」を言ってくれるみなさんがいたので実行委員長をすることができました。
実行委員長って立場とか役割じゃなくて、成長ボーナスステージなんだな、と思いました。
イベントに携わったこの半年間で何が私に残ったんだろう…。
そう思ったとき、
みんなに支えてもらった、
みんなにやらせてもらった、
そういうことがたくさん思い出されます。
私、見た目はちゃんとしてそうで実はほんとに何も見えてない、ボケっとした人間なので、実行委員や当日お手伝いのみなさまにはとても助けてもらいました
ほとんどのお母さんが、お家ではまとめ役なんじゃないかと思います。
お母さんはそういうのを全部見渡している実行委員長。
それだけたくさんのことを見渡していたら、やっぱり手薄なところは出てきます。
お母さんが実行委員長で、家族がスタッフだとして
お母さんの思いをうまく伝えるって結構だいじなんじゃないかな。
イベントを終えた今、振り返ってみたら「もっとやれたな」と思うことは果てしなくあって、
それはやっぱり自分自身の目線が前とは違うからかな、とも思うのです。
その時、その時で変化しているから見えるものが違う。
子育てでもそうじゃないかと思います。
私は息子が8歳になった今、1~5歳くらいまであんなにきちきち育てなくてもよかったな、と思います。
でも、そのときは「今この瞬間を逃しちゃだめ」と思ってて、すごく叱ったり、ルールをわからせようとしたり、
人の気持ちをわかるように説き伏せたり、いろいろしていました。
(今、小さいお子さんをお持ちのお母さん。ゆるくても大丈夫。)
そんな風に、ちょっと引いて見ること、本当の目的を考えることって、実は考えないといけないことの1つです。
イベントだったら、来てくださったお客様に「あ、帰ってこれしよう!」とか
「来てよかったな、こんな考えが知れたな」とか、何かイメージ出来るものを持って帰ってもらいたい、という目的があります。
じゃあ、家庭だったらどうでしょう?
それは、やっぱり一人ひとりが「生きるっていいな」「生きててじんわり幸せだな」と思えることじゃないかと思うのです。
全体に目配りしているお母さんだからこそ、家族を頼りにしてみて、助けてもらう、感謝を伝える、ということをするチャンスをたくさん作れるのかもしれないな、と感じました。
これは私が「もっと実行委員のみんなに伝えればよかったな」と思っていることです。
お母さん自身が、「私ばっかり」と思ってたら多分、みんなも「私ばっかり」って思うんじゃないかと。
私がどんどんやろうとしていたときは、全然うまくいきませんでした。
でも、途中から周りの言葉を聞いて
「自分の弱いところはお願いしよう。」
「ダメなところは助けてもらおう。」と考えを変えてみました。(このブログを書いた頃です。)
実行委員長は権限を持っていたり、それを振りかざす人じゃなくて、みんなが活躍できる場を作る人のこと、と
かつて実行委員長をされた先輩たちに教えてもらいました。
それが不完全ながら私がチャレンジしてみたことの1つでした。
イベントだったら1回で終わり。でも、お家の中では何度でもやり直せます。
お母さんが、家族が活躍できる場を作ると、その経験は子どもたちが社会に出たときにも役に立つ。
お母さんが家族の言葉をちょっと聞いてみて、できないところを手伝ってもらったり、相談に乗ってもらったり、
助けて、って言ってみたりしてもいいのかも知れません。
私の失敗が、お家で頑張るお母さんの役に立ったら嬉しいです。
(私って顔の1/3がおでこなのね…)
ここからは、島根・鳥取・山口・広島のライフオーガナイザーをご紹介します。
私のブレーキ役になったり、アクセル役になったり、サイドミラーやバックミラーになったりしてくださったオーガナイザーの先輩方
南方佐知子さん(広島市 お部屋・子育て世代・店舗・DIY・アンティーク)
秋山陽子さん(広島市 お部屋・シニア・写真・企業)
三谷靖代さん
伊藤カスミさん
つたない私の思いや言葉を全部拾って形にしてくれた
下田智子さん(広島市 お部屋・子育て世代)
中尾典子さん
加藤まり子さん(広島市)
私は何もフォローできなかったのに、どんどん良いものを作るために力を貸してくださった
中原恵さん(広島市)
林真悠子さん(広島市)
平恵津子さん(福山市)
宮丸しおりさん(三原市)
香川景子さん
そして、登壇という大きなハードルのために、時間と労力をさきながらも、私にもたくさんの気づきをくれた
橋本裕子さん(福山市)
井手本亜希さん(広島市 お部屋・時短料理・冷蔵庫・キッズ作文)
平田誠子さん(三次市)
そしてそして、リハーサルから当日のお手伝いまで、たくさん細やかなところで助けてもらいました
代田千恵さん(広島市)
きはらことのさん(広島市 マンション・犬との暮らし)
河村育恵さん
尾上今日子さん(米子市 本・お部屋)
松本珠生さん
乗末尚子さん
本当にありがとうございました。
イベントの詳しい内容は、
こちらの下田智子さん(ともちゃん)のブログとか
『チャリティイベント2017、終わりました!』
佐知子さんのブログとか 『チャリティイベント終了しました』
当日来てくださったみのりちゃんのブログとか『 チャリティーイベントにて、私も1歩』
読んでください。
あと宣伝してくださった
柴田光代さん
岡本智子さん
坂本知穂さん
応援に来てくださった
同期の福江安代さん
日本ライフオーガナイザー協会代表理事 高原真由美さん
ありがとうございました。
お越しくださったみなさまの、お帰りの際の笑顔と軽い足取りを見て、
「あぁ、良かったな」とやっと胸をなでおろしました。
で、今の私はというと、えっと……
抜け殻です……
真っ白に燃え尽きてしまったのかもしれません…。
打ち上げで飲んだビールが今までにないくらい美味しくて、思わず「おっいし~」と言ってしまいました。
今日も読んでいただきありがとうございます。