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「誤解されやすい子」の特徴への対応 2017年8月公開記事

2022/09/17

時々、生徒にこんな風に話すことがあります。


「私はそういうの気にしない方だからいいけど、他の人にはしないほうがいいよ。特に好きな人には使わんようにね。」


あと

「その言葉ってどういう意味でつかっとるん?もうちょっと詳しく教えて?」

「なるほど~。その言葉は結構○○って使われることが多いから、誤解されることがあるよ。こっちの言い方はどう?」

なんて言うこともあります。


コミュニケーションに難しさがある子どもさんの場合、その子独自の捉え方やイメージで言葉そのものの意味を間違って使っていたり、

人からめんどくさいと思われるような受け答えをすることがあります。


そういうときは速やかに上記のような声かけをします。


例えば質問に対する答えを、すごくもったいぶって教えない子がいます。


クイズ形式にしたり、ちょっとずつヒントを出したりして、相手にひたすら考えさせようとする。

本人は自分が小出しにすることで、その相手がずっと自分のことを考えてくれると思って楽しいんですね。

おそらく、クイズが好きだったり、ちょっとずつ小出しにされると興味が持続したりするんでしょうね…。


中には、人と自分は違うので、人からクイズ形式や小出しにされるとすぐに腹を立てる子もいます。

そういう子の場合、人をコントロールしたい気持ちが強いと感じます。

でも、自分はコントロールされたくないからすごく不満になって怒る。

で、人が困ったり考え込んだりするところを見て、自分が優位に立てた気持ちになって、それを楽しんでしまう。

そんな様子が見られます。


そういう子は、『思い通りにならないことを、自分から助けを求めて誰かと一緒に解決するという体験』を1つすることに

「助けを求めるなんてがんばったね。」

「協力したからできたね。」(一緒にやったからなんとかなったね。)とか

「助けて、って教えてくれたからわかったよ。」と何度も何度も繰り返して伝えることが大切です。


人ってそこまで他人に興味ありません。


ほとんどの人はちょっとでもめんどくさい人は「めんどくさっ」って思うだけで何も教えてはくれません。

ただ、立ち去るだけです。


だけど、学習すれば分かる子はたくさんいます。

どっかで誤学習(間違って理解したり覚えた)しただけなんです。

早めにわかりやすいように教えてあげてほしいな、と思います。



まとめ


他者視点を取得しにくく、自分を客観的に見るのが苦手な幼児や低学年のこどもさん、アスペルガー傾向の子は自分が楽しい=人も楽しい、自分がコントロールしたい、という思いが「ウザいコミュニケーション」を引き起こしたりします。

そこには勘違いや、他者視点を知らないなどの誤学習や未学習が潜んでいます。

優しくわかりやすく教えてあげるとかなり違います。



今日も読んでいただきありがとうございます。

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