たまに、
『うちの子、クラブを辞めようとしています。
親からみたら勿体無いし、頑張って続けてみたら、と思うんですが、辞めても逃げグセがつきませんか?』
というような相談があります。
こちらの記事とも関連しますが、
子どもが困るべきことで親が困るのは違うと思います。
詳しくはこちら
ハッキリ言って、逃げグセがついている自分に気づいて、なんとかしよう!と思ってからが、その子の人生の可動域が広がるんじゃないかと思います。
私は「逃げるってそんなに悪いことですかね?」って応えてます。
私の経験からすると、今まで全てのケースで辞めた方がイキイキとしていますよ。
(子どもさんの性格によりますけど、大抵そこまで切羽詰まって相談されてくる真面目な親御さんの子どもさんはかなり真面目です。)
それに、やっぱり人生の課題は形を変えて何度でもやってくるんですよ。
「自分はいつもこのパターンだな」と気づけたらそこからが始まりだと思います。
私の話をさせてもらうと、私はかなり臆病な方です。
そして、かなり「人から良い評価をもらえるか」「そつなくこなせるか」ということを気にする方です。
で、気にしている限りなんの成長もないから、いつも自分に言い聞かせています。
今日もフェイスブックにこんな投稿をしたばかり。
それと同じように
どちらも選べるしその2つとは全く違う選択肢もある。
これは合わない、と別の方法を探すこともできる。
でも、今はこれがベストだと思うからやろう!
そう思った上での、覚悟と、逃げ出したいことへの勇気です。
決めたことはやり遂げる。とかではありません。
私はぐうたら子で自分に甘く、ちょっと気を抜くと何にもしない。
人からの評価を怖がって、井の中の蛙を積極的に選ぶような人間です。
自信はもちろんありません。
でも、やったらなんとかなるような気もしているから本気にならないようにしている、そんな人間です。
性善説を取っていますから、性悪ではないと思っています。
でも、自分で自分を律するのが難しい人間だと思っています。
また、カウンセリングには適正がないと思っています。
だから、いつも足りない感じがしています。
でも、それでいいと思っています。
コンプレックスがあることが出発点だから、コンプレックスを抱えたまま、その時出来る限りのことを少しでもいいからちょっとやろう。
そんなことをいつも考えています。
テレビで見たある漁師さんのことば。
自信はない。
だけど、結果は出す。
ココを目指そう。
そう思っています。
大学のときの先生が教えてくれたことば。
我々は、後ずさりしつつ未来に入っていくのだ
ああ、これでいいんだ。と勇気をもらっています。
自信満々じゃなくてもいいんです。
自分がいまやれることを、ほんの少しだけ、ちょっと手を伸ばしてみる。ちょっとかかとを上げてみる。
それだけで、大きな変化へ向かっていると思っています。
私は、自分に自信はないけれど、
私が伝えているもの
私が伝えたいもの
私が使っているものは
とても良いものだし、効果や意味のあるもの。
だから、やっぱりできることをする。
これを落ち込んだときはいつも意識しています。
落ち込んだっていいじゃないですか。
つまづいたり、困ったりは、チャレンジしていることの証じゃないですか。
悩みながら進むあなたでいいんです。
一緒にやっていきましょう。
まとめ
自信がないのはあなただけじゃないよ。
自信があるかないかに関係なく、選ぶことのできる選択肢をいろいろ上げてみよう。
変なのとか、バカらしいのも上げてみよう。
選ぶことができる、ってわかるだけでも全然違う。
そして、選んだことをとりあえずやってみよう。
変えてもいい。
いつも何をするにしてもいろいろなものから選んでいる自分を意識しよう。
そして、あなたは一人じゃない。
一人で解決するのがえらいんじゃない。
困るのはチャレンジしているから。
周りの人にも一緒にチャレンジするチャンスをあげてみよう。
今日も読んでいただきありがとうございます。