子どもの様子を見ていて
「その言い方はないんじゃない?」とか
「そんな態度は取ってほしくない」と思うことってありますよね。
特に、家族だけじゃなく家の外、例えば友達どうしやお店での態度はとても気になるところです。
先日もこんな記事を書きました。
このブログ記事を読んだ親御さんからメールをもらいました。
どうやら、お店での不遜な態度がお母さんは気になったようです。
お店の人に対して、さもわかっている風な偉そうな態度にお母さんは、びっくりもしたし
「人に対してそんな態度じゃ、もちろん誤解されるし、本人にとって何のメリットもないんじゃないか?」そう思われたようです。
この気持ちとってもわかります。
そこで、私からは、その子自身の考え方を全て知っているわけではないけれど、考えうる限りの可能性と対応をお送りしました。
ちょっと長いですが、読んでみてください。
どんなときにも、本当に大切なのは本人の意図です。
どういう意図を持ってそういう態度を取っているのか。
一見無作法だったり、常識がないような行動でも、本人にとっては必ず何らかの意図があるものです。
その方法が効果的だと思っているから使っているんですね。
それが、以前ご紹介したように、誤学習ならより良い方法を教える。
意図があってそれが、状況に合ってないようなら、もっと効果的な方法を教えてあげる。
『それならいいか~!』という内容なら、「教えてくれてありがとね」と伝えておく。
そんな対応をしていきます。
今回の場合はお母さんやお姉さんが、不利な条件や不必要な契約を迫られないようにするための作戦だったようです。
そこまで考えてたんですね。
もし、お母さんが一方的に「そんな態度は良くないよ」と注意したら、その子はとっても理不尽に思うでしょうね。
本当に聞いてみないとわからないものです。
お母さんからはその後こんなメールをいただきました。
こんな風に母にとっては、男の子って意味不明なことばかりですよね。
そんな中で、子どもさんの思いを形にされた方がいらっしゃいます。
こちらの記事でもご紹介した北村由佳さんです。
子どもの「困った!」を形にした方です。
そんな北村さんのお話を聞かせていただく機会を作りました。
詳しくはコチラをどうぞ
意味不明な男子の操縦法・働くお母さん向け講座 【講師 北村由佳さん】
まとめ
子どもの行動を一方的に決めつけるのは簡単。
だけど、子どもが考えてないんじゃなくて、その考えを親がわかってないのかも…。
「親の心子知らず」っていいますけど、子どもの方がよっぽどか一途に思ってくれているな、と思います。
とりあえず、一言「理由教えて」って聞いてみませんか??
今回、ブログへの掲載を許可してくださった、生徒さんとその親御さんに感謝します。
今日も読んでいただきありがとうございます。