お金くれるなら勉強してもいいよ
と言う子が時々います。
そういう子にとって勉強というのは、
『お金をもらいたいくらい、たくさんのエネルギーを必要とするもの』なんだと私は解釈します。
そして、
わかった。
それって、○○くんにとっては「お金を払ってもらいたいくらい勉強は大変」ってことでしょ。
じゃあ、勉強を仕事にするってことよね。
勉強した対価にお金を要求するっていうことは。
じゃあ、仕事にするんなら中途半端なことは絶対できんよ。
こっちは雇用主でそっちは従業員になるってことじゃけぇね。
ノートを取る、発表する、自主勉強する、先生に質問する、仕事にするんならそれを真剣にお金をもらえるクオリティになるくらいのレベルでやるってことよね。
と言ってみます。
たいていの子は慌てます。
お金をもらうというのは「仕事」です。
仕事には責任が生じます。
お金ってそういうものなんですよね。
子どものこういう
『自分が有利になる発言で親を困らせよう』
的な発言に対して、私は本当に真面目に答えています。
どんなことを言っても、否定はしません。
どんなに「なんじゃそりゃ!」と思ってもです。
こういうときの子どもは、
「何言っとるん⁈そんなんできるわけないじゃろ!!」
という、子ども自身を否定することばが返ってくることを予測&期待しています。
だから、ここで怒ったり、否定したりすると、子どもの思うツボなんです。
子どもは、
『否定されたら次は怒って言うことを聞かないぞ』という計画を持っています。
だから、単に怒りたいだけなんです。
言うことを聞きたくないだけなんです。
ことばはなんでもいいんです。
怒って、言うことを聞かない理由ができれば。
だから、肯定すると焦ります。
それに、真剣に返したら、子どもも真剣になります。
どうせオレの言うことは聞いてくれんのんじゃろ
じゃけぇ、こっちも親の言うことなんか聞かんわ
と言わせないように、
「よし、じゃあとことん考えてみようや」と一度やってみてください。
面白いですよ~
まとめ
子どもも大人も行動にはパターンがあります。
それを崩してみると面白い変化が起きます。
いつもと違うことをやってみる。
おすすめです。
今日も読んでいただきありがとうございます。