ほとんどの親御さんは、子育ての目標として、【子どもの自立】を挙げると思います。
じゃあ、子どもの自立って何かわかります?
これがわかってないのに、目標も何もないですよね。
自立には3つの要素があります。
1993年のLamborn & Steinberg の精神的自立つまり、心理的な成熟について調べた研究では、
親との関係というよりも、親が支持的であると感じていることが大切だということがわかっています。
心理的な成熟があると、自分を信頼することつまり自信がもてたり、仕事に前向きに取り組めたりして、自分がどんな人間なのかということをだいたい自分で感じているということがわかりました。
というわけで、子どもに自立してもらいたかったら、
指示ではなく
支持すること。
「○○しなさい!」よりも「一緒にやってみよう」
「ちゃんとしなさい」よりも「困ったら一緒に考えよう」
それでね、それでね、
昨日のブログに書いた手紙のワーク
これをね、やった理由はここなんです。
支持的な存在。
もしね、親御さん自身が自分を支持してくれた人を思い出せなかったら…
やっぱり子どもを支えるのって大変だと思うんです。
してもらったことがないからできない、っていう意味ではなくて、自分自身のことで手一杯なのに人に愛情を注げるほど余裕がない、という意味で。
で、その、自分自身のことを支えてくれた人に、信じて励ましてもらえるのが昨日紹介したワークなんです。
それはね、親じゃなくてもいいんです。
親は選んでないでしょ?
親が与えたい愛とあなたが欲しかった愛が食い違っていることだってあるんだから。
だから、あなたが自分を支えてくれたって感じている人(もう居なくても、実在しなくてもOK)そういう人に支えてもらえてるって実感できるワークなんです。
実は親自身も精神的自立はなかなか難しかったりします。
自分で自分のコントロールをすることを練習していきましょうね~。
まずは、自分の不機嫌を自分で治すところから。
まとめ
子どもの自立の三要素意識してみると、子どもさんの課題も見えてくるかもしれません。
まずは、身の回りのことができるように手伝ってあげましょう。
小さい子どもさんなら、途中まで手伝って最後のおしまいを子ども自身がやるといいですよ。
今日も読んでいただきありがとうございます。