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「心配だから何かしてあげたい」という妨害 2018年9月公開記事

2023/07/10


子どもが悩んでいるとき、

何か辛くてしんどくて元気がないとき、

つい、

何かしてやりたい

何かできることはないかしら

と思い、あれやこれやしてしまいます。


どしたん?

なんかあったん?

と理由を聞き

話してごらん。

力になるから。

と、無理やり話させて

○○してみたら?

それか、お母さんだったら△△するよ?どう?

と、自分の意見を押し付ける。


多分、相手を思ってなんだろうけど、それって本当に効果ありますか?


ちょっときつい言い方かもしれませんが、自己満足じゃないですか?


もちろん、私も人間なのでそうしたい気持ちはわかります。


でも、

どしたん?

なんかあったん?

 って聞くとき、そこには自分が「わからない」という状態に耐えられないって可能性もある。


話してごらん。

力になるから。

 って言うとき、そこには自分が「役に立ちたい」という可能性もある。


○○してみたら

それか、お母さんだったら△△するよ?どう?

って言うときも、同様。


これって、子どもの「良い状態」を見たいだけですよね。


いや、そうなんだけど。

わかるんだけど。

そうじゃなくて、子どもにも

悩んだり、困ったり、苦しんだりする、成長する権利がある。


それを、妨害してないかってことです。


子どもは自分がしんどくて元気がなくて辛いとき、

親にそういう風にいわれたら何を考えるかというと

この人を安心させないと

って、よぎるわけです。


自分がしんどいのに!!


それどころじゃないですよね!?


そしたら、

もう、ほっといて!

ってさらに助けるのとは反対方向に行ってしまうんです。


ほっとかれて寂しいのは自分じゃないですか⁈

力になれない自分を耐えられないのは自分じゃないですか⁈


また、ちょっときついこと言いました。


でも、そういうときのために、普段の関わりで愛情を注いでいるんです。


大丈夫。

あなたの子どもを信じて、いつでも「ヘルプ」が来たときに出動できるようにそれだけ伝えておきましょう。


大丈夫。

あなたの子育て間違っていません。

言ってくれないとわからないけど、言わないのはまだ自分でなんとかできるからかもしれません。


大丈夫。

ほっとくんじゃないです。

しっかり観察するんです。


大丈夫。

今までうまくいった方法を思い出してみましょう。


何もしない=愛がない

ではありませんよ。


美味しいごはんを作るのも愛。

おかえり、と言うのも愛です。


ピンチのときのために、普段の関係を良好に。


私は頼られる親なのかってなると、私も不安でドキドキ。


でも、いつでもフォローするぞってスタンバってるのなら、さほどでもないです。


まとめ


「何かしてやる」が子どもの成長を妨害してないか、チェックしてみよう。

ピンチのときのための普段の関わりです。

こんな記事も書いてました。


合コンに学ぶ子どもの話のうまい聞き方 2017年5月公開記事 |きらぼしstudy online 子どもの話していることを、まるごと受けて→流す。 そんな話を先日書いたのですが、 あれ?不登校になりかけ?と思ったら 2017年4月公開記事 ...
 



今日も読んでいただきありがとうございます。

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