子どもが悩んでいるとき、
何か辛くてしんどくて元気がないとき、
つい、
何かしてやりたい
何かできることはないかしら
と思い、あれやこれやしてしまいます。
どしたん?
なんかあったん?
と理由を聞き
話してごらん。
力になるから。
と、無理やり話させて
○○してみたら?
それか、お母さんだったら△△するよ?どう?
と、自分の意見を押し付ける。
多分、相手を思ってなんだろうけど、それって本当に効果ありますか?
ちょっときつい言い方かもしれませんが、自己満足じゃないですか?
もちろん、私も人間なのでそうしたい気持ちはわかります。
でも、
どしたん?
なんかあったん?
って聞くとき、そこには自分が「わからない」という状態に耐えられないって可能性もある。
話してごらん。
力になるから。
って言うとき、そこには自分が「役に立ちたい」という可能性もある。
○○してみたら
それか、お母さんだったら△△するよ?どう?
って言うときも、同様。
これって、子どもの「良い状態」を見たいだけですよね。
いや、そうなんだけど。
わかるんだけど。
そうじゃなくて、子どもにも
悩んだり、困ったり、苦しんだりする、成長する権利がある。
それを、妨害してないかってことです。
子どもは自分がしんどくて元気がなくて辛いとき、
親にそういう風にいわれたら何を考えるかというと
この人を安心させないと
って、よぎるわけです。
自分がしんどいのに!!
それどころじゃないですよね!?
そしたら、
もう、ほっといて!
ってさらに助けるのとは反対方向に行ってしまうんです。
ほっとかれて寂しいのは自分じゃないですか⁈
力になれない自分を耐えられないのは自分じゃないですか⁈
また、ちょっときついこと言いました。
でも、そういうときのために、普段の関わりで愛情を注いでいるんです。
大丈夫。
あなたの子どもを信じて、いつでも「ヘルプ」が来たときに出動できるようにそれだけ伝えておきましょう。
大丈夫。
あなたの子育て間違っていません。
言ってくれないとわからないけど、言わないのはまだ自分でなんとかできるからかもしれません。
大丈夫。
ほっとくんじゃないです。
しっかり観察するんです。
大丈夫。
今までうまくいった方法を思い出してみましょう。
何もしない=愛がない
ではありませんよ。
美味しいごはんを作るのも愛。
おかえり、と言うのも愛です。
ピンチのときのために、普段の関係を良好に。
私は頼られる親なのかってなると、私も不安でドキドキ。
でも、いつでもフォローするぞってスタンバってるのなら、さほどでもないです。
まとめ
「何かしてやる」が子どもの成長を妨害してないか、チェックしてみよう。
ピンチのときのための普段の関わりです。
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今日も読んでいただきありがとうございます。