こちらの記事の続き。
上記の記事をアップしたところ、
私も聞きながらやる派~!
という大人の皆さんからのコメントをちらほらいただきましたよ~。
そうそう。
みなさん、いろいろな過程を経て自分なりの勉強法を見出すんですよね~。
でね、前回の続き。
それでも、音楽聞きたい
って言ったその子の話。
言い分を聞いてみると
音楽を聞きながらの方がやる気が出るし、頑張れる
ということでした。
私はこれわかるな~って思います。
何か頭を使わない作業をやるとき、
例えば、家計簿の数字だけ入力するとか、仕分けするとか、思考力を使わない作業は、私は動画を見たり、好きな映画を流したりしながらやることがあります。
それって何でかな~ってその子の話を聞いて考えてみました。
で、思い当たったのが
それを流している間、作業そのものに「飽きる自分」を回避できる
ということ。
その、音楽なり動画なり、が流れている間自分を机に向かわせるきっかけを作ることができるってことです。
その子の言う
音楽があったほうがやる気になる
っていうのはそういうことと近いのかな~って思いました。
音楽が〇〇くんを机に向かわせてくれとるんじゃね~。
それは、だいじよね~。
それがないと提出物は終わらんし、そしたら成績下がるしね。
なので、私が提案したのは
とりあえず、提出物を終わらせるための作業は音楽聴きながらOKにして、
覚えたり、じっくり考えたりするのは音楽なしにするのはどうかね?
これなら、提出物は終わっているので、その後の勉強で音楽なしにするのはOKという話になりました。
もちろん、理想を言えば「作業」である勉強などないので、
「提出物を終わらせる」ための勉強であっても自分でじっくり考えたり、覚えることを意識するのは大切です。
理想ではね。
でも、家での勉強ってちょっと残業みたいなところがありますよね…。
学校で勉強して家でも勉強してって、会社で仕事して家にも仕事持って帰って、みたいなのと似てるな~って。
だから、「提出物を出すための最低限の作業」と「テストや試験のために定着させる勉強」とを分けて、やり方も変えることを提案しました。
子どもには子どもの言い分があって、自分にとって意味のある勉強かどうかっていうのは薄々わかっているんじゃないかと思います。
だけど、全然なんにもやる気にならないで勉強時間が0なのと、あんまり効果は薄いかもしれないけどちょびちょびやって1とか2とか3くらいなのだったら、ちょっとでもプラスなだけマシかなぁ、って。
音楽が流れている間は自分を机に向かわせることができる。
本当に効果があるのは、
『やりたい勉強を始める15分前くらいから音楽を聞く、始めたら切る』
こっちのほうがいいのはいいです。
そういう提案も次回やってみようかな~。
人が、あえて行動を変えないというのは、それを超えるメリットがあるということです。
あなたが、こうやって私の記事を読んでくださっているのもそうじゃないですか??
子どもをコントロールするため、ではなく、自分のやり方を振り返ったり、より子どもを理解するために知識を使ってみてくださいね。
ちなみに、私は音楽は聞きませんが、雑音をかけることはあります。
私は人目が有る方が頑張れるっていうか、単なる見栄っ張り。
なので、⬆でご紹介しているアプリはざわざわ感がちょうどよく結構がんばれます。
PC向け
ポイント
理解するために科学を使っていきましょうね~。
まとめ
私は、相手と全く同じことをしたり悩んだりしているわけではないけど、自分の中の「小さな」似ているところとか思いをちょっと膨らませて考えてみたりしています。
「相手を動かす、コントロールするため」ではなく「相手を理解するため」に知識を使えるといいなと思います。
今日も読んでいただきありがとうございます。