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ゲームのルールが守れないとき【ゲームとの付き合い方3】 2018年12月公開記事

2023/09/08


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さて、予めルールとして決めていなかったことが起きました。


19時間めいっぱい使って(なんならちょっとオーバー気味で)、土日みっちりゲームもインターネットもテレビも楽しんだ息子。


ですが、

日曜の夜9時半を過ぎても宿題が終わってない…

それも、2週連続で…


なんじゃこりゃ。

こんなんだったら来週は0時間じゃ

と思ったけど、どうしようかな~。

とりあえず、言ってみるかぁ~…。


ねぇねぇ、Kくん。

もう、2週連続で明日学校なのに、夜寝るのが9時半どころかめっちゃ遅くなっとるじゃん。

かあしゃんは、こりゃ痛い目ぇ、見んとわからんわと思っとって、

来週1週間ゲームもインターネットもテレビも全部なし0時間って思っとるんじゃけど、どう?

ええええ~。

それは嫌だ。

過ぎた分、19時間から減らすんじゃなかったん?

まあ、そりゃあイヤよねぇ。

ほんでも、こんなに毎週毎週日曜日の夜が遅くなるのはダメだし、

それって、結局困ってないけぇじゃないかと思うんよ。

じゃけぇ、痛い目見るために0にするってこと?

うん。困らんと次気をつけようって思わんじゃん?

確かに、困ってないけぇ遅くなるのはあるかもしれん。

ほうじゃろ~。

でも、これはまだ話し合って決めてなかったルールじゃけぇ、ここで話し合ってその次もやったらってことにするのもありかもしれん。

親の権限で勝手に「0」ってするのは、Kくんもイヤかな~って。

うん。その方がいい。

その代わり、来週0はイヤじゃけど、Kくんも困ったほうがいいかもしれんけぇ、

半分の9時間半にするのはどうかね?

9時間半ね。

わかった。そうしてみる。

それで、次に日曜日の夜早く寝れんかったらその次の週は0にするってことよね?

うん。そう。どう?

いいよ。試してみよう。

わかった。

ほいじゃあ、ルールのところに、平日は9時半までに寝れんかったら過ぎた分減らす。

日曜の夜は次の週0にする。って書いといて。

わかった~。

ということで、ここにルールが追加されました。



そうすると、息子から提案が…。

ねぇねぇ、かあしゃん。

Kくんね、金曜日も土曜日も日曜日もいっぱい時間あって、それでいつでも宿題できるって思ってしまうんよ。

でも、宿題先にやらんといけんじゃん。

じゃけぇ、一個お願いがあるんじゃけど、いい?

うん。いいよ。何?

あのねぇ、金曜日はピアノから返ったら5時過ぎとるけぇ、もう友達とは遊ばんじゃん。

じゃけど、ゲームしたい気持ちがめっちゃあるけぇ、やってしまうんよ。

そしたら、土曜日も日曜日もやらんことになるんよ。

じゃけぇ、Kくんがピアノから帰ったらゲームできんようにいろいろやっとってくれん?

なるほど。

やってしまう気持ちをなんとかするより、実際できんほうがラクじゃもんね。

OK!

じゃあ、ゲームもインターネットもできんように設定しとくね。

あと、ノートパソコンもかあしゃんの部屋に収めとくわ。

うん。ありがと。よろしく。


対話を通してお互いが納得するルールを決めておく。

そして、それを試してみて不都合なところはその都度話し合って変えていく。

そんなことをここ3年くらい続けてきました。


もちろん、ルールを守れないことはたくさんあります。

私もいろいろ学びました。

  • ルールは単純なものにすること(覚えられないし管理できない)
  • ルールを決めたらまずはお試しで運用してみる
  • 子どもの意見も聞いてみる
  • 人が動くのは「すでに持っているものを失いそうだ」と感じたときだけど、そうじゃないこともあるので、ペナルティ制とご褒美制とを両方試してみる
  • ペナルティ制にするなら、そこに同意がないと関係が破綻する
  • ルールを厳守させることに躍起にならない
  • お母さんは監視役ではなく相談役であること

親の方も忙しいので、複雑なルールはチェックしきれません。

だから、ご褒美制はカウントするのが私にはできませんでした。

それに、ご褒美はうまくいったときすかさずにすることが難しく息子もあまり申告してきませんでした。


あと、ルールをあまりにも厳格に守らせると、子どもは「怒られることが嫌だ」という理由でどんどん逃げ道を探すようになります。

なので、ルール違反は追及するのではなく、その都度話し合いを持ってルールの方を柔軟に変えていく、または環境の整え方を見直す、というようにしています。


そうすると、最近こうやって自分なりの考えや対策を出して来るようになりました。


私が息子に伝えたいことは

  • 大人は一方的にルールを押し付けてくるもの
  • 大人のルールは絶対で、破ってはいけない。もし、破ったらそれ相応のバツを受けなければいけない

ではなく、

  • 人はだれでも大切な意見を持っている
  • 意見をとりあえず言ってみれる安心感
  • 根性論ではなく、環境設定やルールの見直しをすることで自分も周りも気持ち良い生活を送れるように工夫する


まとめ


子どもの意見や考えを最後まで聞くようにしていれば、自分から交渉を始める。

自分で考える子は面白いし、工夫をしたりすることで自己コントロール力がついていきます。

また、子どもをできたできなかったでジャッジすることが減るので自尊心を傷つけることもないです。

面と向かって話すのは、ケンカになりがちな場合は散歩したり、ドライブしたり、お風呂に入ったり、何かをしながら話すといい場合もあります。



今日も読んでいただきありがとうございます。

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