今日の内容を一言でまとめると
イヤイヤ期の子どもに向かい合っていると
自分が苦しくなることがあります。
それは、あなた自身が人を頼るチャンスでもあります。
です。
イヤイヤ期の子どもに対して
「親としてどう対応するべきか」
「なにが必要で」
「なにをすればいいのか」
ということを書いています。
①、②はこちら。
今回はその番外編。
かなり重要なんですが、難しいところでもあります。
なぜなら、「子どものイヤイヤ期に直面する問題」が
あなた自身の生い立ち・育ちとリンクしているからです。
子どもが
泣く・わめく・イライラする・不機嫌になる・黙り込む・無視をする
そういう状況になったとき
あなたの心がなんとも言えなくざわざわして、
不安とか恐怖とか、無力感とかそういうものを感じて
今、なにをどうしたらいいかわからなくなって、
混乱してパニック状態になった結果、
のどちらかになってしまう人が多いのです。
部分的になる、たまになる、そういうこともある、
という程度なら誰にでもあることですので、
あまり深刻に考えなさらないように。
それとは別に、
いつもそうなる。
自分のコントロールが利かない。
どうしたらいいのか後で途方に暮れる。
ということがあれば、ちょっとじっくり読んでいただければと思います。
イヤイヤ期の我が子に直面した時
もしくは、子どものネガティブ感情に直面した時
そこには、
過去に自分がどうしてもらっていたか
が出てきたりするんです。
もし、頭ごなしに
泣くな!!
とかって言われていたら、
泣いている子どもを見て
「泣く」という感情の処理の仕方がわからず
おろおろしたり、怒りが湧いてきたりするかもしれません。
このように、実は親の方が
自分自身のネガティブな感情を
というプロセスが必要だったりします。
(まあ、そういうためにカウンセラーがいるので、お金がかかることではありますが、相談してみるのはいいと私は思います。)
ただ、今もう目の前にイヤイヤ期の子どもがいて
そんな、認めるとかどうとかやってる場合じゃない!!!
っていう場合もあります。
なので、いろんな方法とかいろんな人に頼りつつ
しのいでいきましょう。
当たり前ですが、親は万能じゃありません。
子どもが1歳なら、やっと親も子育て1年生を過ぎたところ。
それで、完璧を求めたらしんどくなります。
また、子どもが他者との関係を学ぶのは
お母さんだけではありません。
お父さんやおじいちゃん、おばあちゃん、保育園や幼稚園の先生、地域の人からも
愛情を学ぶことができます。
最悪、あなたが子どもにうまく接することができなくても
子どもにとって良い大人や友達がいる環境を提供できるように頑張ってみてください。
あなた自身も誰かに頼って助けてもらってください。
一人で子育てすることは、エネルギーの割にリターンが少ないです。
いろんな人に見てもらったり、助けてもらったりする方が
子どもにとっても、
ああ、大人でもいろんな人に助けてもらっていいんだな。
じゃあ、自分も困ったら助けてもらえるんだな。
という社会を学ぶよい機会になります。
親なんて、立派じゃなくていいんです。
人間らしい子育てしましょう。
まとめ
人間は助け合って生きることで、ここまで繁栄してきました。
一人でなんでもかんでも完璧にやろうとしていませんか?
イヤイヤ期でしんどいからこそ、誰かを頼ってみるチャンスですよ。
今日も読んでいただきありがとうございます。