【お母さんのための心理学講座】毎回楽しくお話させていただいています。
7月はストレスマネジメント!!
前回はストレスってどんなもの?
ストレスを味方につける考え方って??
というものだったんですが、
今回はストレスを感じたとき、どういう風にそれを活かすか認知行動療法の考え方をご紹介しました。
私は、集中力をつけるためにも、自己コントロールのためにも、そしてストレスを緩和するためにも瞑想をおすすめしています。
こんな感じ
あぐらで座って、手は軽くにぎって膝の上に置いて、目をつむって呼吸に注意をむける
というものです。
でね、呼吸に注意を向けていると絶対に絶対に気がそれるんですよ。
「あれ 今、集中できてない!」って瞬間があるんですよ。
しかも、何度も。
でね、瞑想の好きなところはこの、
むしろ、気がそれたときがチャンス!
気がそれたことに気づいて、「あ、戻さなくっちゃ!」って戻す時に脳の灰白質が強くなって、集中力・自己コントロール力がアップする、というところなんです。
それたらいけないんじゃなくて、むしろそれた方がより集中力・自己コントロールがアップするチャンスが増えるっていう。
素晴らしいですよね~。
同じように、勉強も
忘れちゃいけないんじゃなくて、忘れたときに、
「なんだっけ~?」って思い出そうとするとき、より記憶に定着しやすくなるんですよ。
「忘れたけど、思い出そう」
で、思い出すために見直して、
「あそうだったそうだった」
ってすると、
これ、大事なんか~。
じゃあ、覚えとくか~、
って脳が意識してより記憶に定着しやすくなるんですよね~。
で、同じように、落ち込みとか辛いとか怒りとかネガティブな気持ちも、
湧いてきちゃいけないものじゃなくて、湧いてきたときこそチャンス!
自分の好きなもの、大切なものを教えてくれるんです。
まずは、自分自身を感じて見るところから!!
そして、自分のパターンを見つけてみるところからやってみてください。
私はこれをやるようになってから、自分の気持ちとか考えを捕まえやすくなりました。
そうすると、
「いつもこんな風に感じるのはなんでなんだろう…?」
とそのもとを考えてみたり、
「私はいつもこうなったらこんな反応をしてしまうパターンを持ってるんだな」
とわかったり、
「じゃあ、いつもはこんな反応だからちょっと変えてみようかな」
と自分を客観的に見れたりするようになりました。
そうすると、気持ちも楽になってくるし、自分の行動や感情に振り回されずちょっと余裕ができてくるようになりました。
ノートにちょっとメモしたり、シートを使ったりしてみてください。
落ち込んだり、困ったりしたときがチャンスですよ~。
マインドマップに描くのもおすすめですよ~。
まとめ
「気が散る」も「忘れた」も「落ち込んだ」も全部自分が成長する大大大チャンス!
戻そうと意識したり、覚えようとしたり、何に落ち込んだのかを観察することで、自分がどんどん成長していきます。
今日も読んでいただきありがとうございます。