「不登校」「行き渋り」と「バウンダリー(自他境界)」
2026/04/15
「不登校」「行き渋り」と「バウンダリー(自他境界)」について
子どもが学校に行かなくなる、行きたがらなくなると、
多くの親御さんがまず「自分」を責めます。
「自分の愛情が足りなかったんじゃないか」
「自分の育て方が悪かったんじゃないか」
そうやって、少しずつ自信がなくなっていきます。
そして、子どもが家にいる日々が続くと
「このままでいいんだろうか、いや良くないはず。でもどうしたら…」
「どこまで言っていいんだろう」
と、迷いがどんどん増えていきます。
この【迷い続ける状態】は、実は脳にとって大きな負担です。
判断し続けることはエネルギーを使うので、やがてそれが苛立ちに変わっていきます。
さらに、周りに相談すると
「エネルギーが貯まるまで待ってあげて」
「一番つらいのは本人だから」
と言われたり、
「甘やかしているからじゃない?」
「家が居心地よすぎるんじゃない?」
と言われたり。
どれも一理あるように聞こえるからこそ、
余計にわからなくなっていきます。
その間にも、保護者の方は本当によく動いています。
- 学校への相談
- スクールカウンセラーとの面談
- 教育相談
- 情報収集
それでも原因がはっきりしないまま時間が過ぎていく。
気づけば数年経っていて、
子どもが先に変化して、次のフェーズに進んでいく。
こういうご家庭、実は少なくありません。
ここで大事なのは、
「学校に行くかどうか」を考え続けても、解決にはつながりにくいということです。
本質は
- 親子関係の作り方
- 家庭での過ごし方(親も子も苦しくない形)
- 学校との関わり方
こういった「関係性の課題」です。
そして、その土台になるのが
【バウンダリー(自他境界)】です。
どう関わるかのルールがないまま関わろうとするから、苦しくなってしまう。
親と子、お互いの領域を分けた上で、
- じゃあどう関わるのか?
- 何をやりとりするのか?
を考えていく。
一方的ではなく、対等に。
思いやりを持ちながら、
お互いにとって無理のない、Win-Winの関係をつくっていくこと。
頭ではわかっていても、
「実際にどう関わればいいのか」はまた別の難しさがあります。
そして今回、
こうした「どう関わればいいのか」という部分を、体系的にまとめて1冊の本にしました。
これまで約20年、不登校の子どもたちとその親御さんに関わる中で、
少しずつ言語化してきた内容です。
「不登校・行き渋り…タイプ別でわかる『学校に行きたくない』と言われたときの親のかかわり方」
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