「どうして、あえて発達障害とかグレーの子の家庭教師なの?」
私も、家庭教師を始めた時は、いわゆる普通の子
「定型発達」の子どもさんの家庭教師でした。
○○高校は無理だよ、っていわれてたけど、学科試験と内申点上げてチャレンジ!
無事に合格とかね。
「うちの子勉強が苦手なんです」の中には単に、勉強することが苦手では済まない。
そんな子が多くいることに気づきました。
それが、学習障害です。
読み書きの障がいともいわれますが、読み書きだけじゃないかな、と思います。
障がいというよりは学ぶための回路が違う感じ。
例えば、小文字のbとdが区別できないとか。
算数の位取りの意味がわからない、とか。
トム・クルーズとか
キーラ・ナイトレイとか
カミングアウトされてますね。
結構、低学年で分かります。
例えば、この子。
当時3年生。
「字を読む」「字を書く」というのが難しくて来られました。
字の「形」と「読み」がうまくつながっておらず、
書けない・読めないで自信をなくしていました。
ひらがなを一画ずつばらばらにしたパズルをやったり。
文章を大きな声を出して読んだり。
体を動かすのが大好きな子だったので、トランポリンを跳びながら読むともっと読めるようになるのでは?とやってみると大成功!だったり。
勉強をすることに対して自信を取り戻し、特別支援学級で、自分のペースで勉強することを選びました。
今は、ひらがなはかなりすらすら読めるようになっています。
漢字もちょっとずつ覚えています。
一人ひとりに合った学習法は、やってみないとわからない、
そんなものなんですが、ハマるととっても伸びますよ。
そんな子どもたちが大好きです。