今日のポイント
算数の文章問題は
行動がイメージできるように
体験を入れていく
みなさん「九九の歌」覚えていますか??
子どもの頃、これを口ずさみながら九九を覚えたものです。
(にも関わらず、クラスの九九暗証テストでは最後から2番めで合格しましたけどね)
じゃあ、そもそも
かけ算ってなんだったっけ?
説明できますか~?
例えば、
⓾円が5枚あったとします。
その合わせた金額は
⓾+⓾+⓾+⓾+⓾
つまり
10+10+10+10+10
と表すことができます。
同じ円を5回足すという作業は
×5
つまり、
10×5と
かけ算で表すことができるんです。
だから、小学校では
(同じもの)×◯回分という順番で教えて、
その順番を重要視します。
(10×5と5×10の意味が違うんですよ。
前者は円が5枚、
後者は円が10枚という意味になります。)
ただ、
ここまでの理論がわかっていなくても、
なんとなく九九を覚えて
解いていく子が多いです。
(大人でも
そんなにわかっている人は
多くありませんね~)
「計算はできるけど、
文章題になるとかけ算なのか
たし算なのかわからない」
そんな子にはこれ!!
お店やさんごっこ
その子の好きな題材でやります。
この子はアイスクリームを
選びました。
例えば、
「450円のアイス3つと、
270円のアイスを4つください。」
と私が注文します。
そしたら、そのままノートに
「450円のアイス3つと、
270円のアイスを4つ」
とメモをとります手前にアイスを並べて、計算。
お金はもちろん本物!!!(こども銀行とかでもいいんですけどね。)
これを何度も繰り返して、
お釣りまで計算するとできるようになりますよ。
この生徒さんは
1時間のセッション×3回で
できるようになりましたよ
(当時4年生でしたが、ここがクリアできてなくてお困りでした。)
算数の文章問題は
文章を読んでその行動をイメージできるかどうか?
これが、ポイントなんです。
なので、
その行動をイメージできるまで
体験として
入れてあげるとできるようになってきます。