今日のポイント
子どものごきげんを取ると、子どもは自分のキゲンの良し悪しを人任せにします。
それは自立とは逆の方向です!
このブログでも、何度か
子どもさんが家でぐずぐず言えるのは安心できているから。
しっかり気持ちを受け止めて、
「痛かったね」
「怖かったね」
「ドキドキしたね」
「びっくりしたね」と気持ちの名前を言ってあげてください。
とお伝えしています。
きっと多くのお母さんが「うちの子家でぐずぐず言ってるけどこれでいいんだ」と感じてくださったと思います。
ただ、やってはいけないことが1つあります。
それは、ごきげんを取ること。
こういうのは全て子どものごきげんとりです。
じゃあどうするのか、というと「うん。残念だったね~」でほっとく。
これは冷たいからではありません。
気分もキゲンも、自分でとりなおすもの。
子どもさんの自然治癒力を信じているから出来るんです。
そして、しっかり気持ちを受け止めてもらえた子はそのうち、気持ちを立てなおすことができます。
もし、お母さん自身が、ぐずぐずいう子どもさんをずっと見ているのが辛いなら、
まずはお母さん自身が「自分のごきげんを自分で取る」練習をしましょう。
人がちやほやしてくれるとキゲンよく過ごせるけど、人が自分のことを考えてくれないとキゲンが悪くなる。
それは自分の人生を人任せにしているということです。
キケン!
自分の生活や人生を人任せにすると、幸せを感じることができません。
いいですか、あなたは親です。
子どもをコントロールしないのと同じくらい、子どもにコントロールされないことも大切なことです。
子どもの要求に一生付き合って、子どもが「お母さんのせいで幸せじゃない」という。
こんな人生で、親子のどちらもが幸せを感じることができるでしょうか。
親の権限を使う。
「ダメなものはダメ以上」ということも、時と場合によっては必要だし大切なことだったりします。
子どもの自立を目指すならまず、親が自立する。
一歩一歩やっていきましょう。
まずは、あなたは自分のキゲンを自分で選んでいる、ということを知ることから。
自分で自分の心地いいことを選べると、のびのびと生きていけますよ。
今までやっちゃってた!という方。
おそらく、急にごきげん取りをやめたら、子どもさんはひどく怒ると思います。
それでもなるべく早いうちに始めた方が良いです。
小学生ならまだ間に合います。
きっとあまりの怒りに耐えられなくて、またごきげん取りをすることになると思いますが…。
だから、やっぱりお母さん自身が自分で自分のキゲンを取ることからはじめましょう。
それが出来るようになると、子どもが恐くなくなります。
今日も読んでいただきありがとうございます。