ここまでの経過
朝のお支度が遅く毎日のルーティンとして定着してないと先生から電話。
息子に状況を聞く。
で、子どもの課題を解決するために大切な3つのステップはこちら。
子どもの課題を解決するために大切な3つのステップ
まで進んでいるので、
次の
です。
これは、本人が自分で決めたというのが大切なポイントです。
誰かに決められたのでもなく、もちろんいやいやでもなく、自分の未来のために、
「こうありたい」という自分像のために、ゴールは自分で決めないと意味がありません。
息子に
ねぇねぇ、朝どんな風に過ごしたいん?
と聞くと
ちゃんと早くお支度したい。
と返ってきました。
そうなんじゃ。そしたら、友達とちょっとおしゃべりできんかもしれんけどいい?
うん。いいよ。
これでゴールが決まりました。
こういうときのために、普段から
「今のがちゃんとやったってことだね~」とか、
「こんな風にやってくれるなんて助かるな~。」と、
自分にとっても人にとっても好ましい状態、というのを印象付けておく必要があります。
(あくまでもさらっとが大切です。あまり当たり前のことを大げさに褒めると、バカにされていると感じる子も多いです。)
普段、悪いことばかり叱られている子は、良いときがまるで意識できていません。
良いことをしたとき、大人がスルーしているんです。
大人にとって、良いことが当たり前だと思っているから。
良いことも悪いことも学習です。
良いことというのは、自分にとってだけでなく、自分の未来や他人の役に立つことでもあります。
そこを当たり前としてスルーしておいて、ダメなところばかり批判するというのは、
手足をもいでしまう、とか
退路を断ってしまう、とか
どの手もきかない、と教えているのと同じなんです。
なので、何をやってもダメと言われるから何もしない、
または、気を引きたいがためにより確実に気を引く手段を使ってくる。
ということです。
恋愛に置き換えると、脈のあまりない人に
「好き」と言っても振り向いてもらえる可能性は少ないけれど、
「あなたのせいで死ぬかもしれない」と言えば、
確実に相手は自分のことを考え何らかの反応をしてくれる。
これと同じです。
という訳で、
息子と
「朝、スムースにお支度をする」というゴールを共有することができました。
やっぱり終わらなかった…。
今日も読んでいただきありがとうございます。