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傷つきゼロ!責任ゼロ!の「問題長引かせ術」 2017年5月公開記事

2022/09/08

「この子のこんなところが困る」と思ったときどうしてますか?


子どものことで親が(特にお母さんが)悩むのはよくあることです。


もし、問題を長引かせたかったら、効果的な方法があります。



しかも、あなたは悪者にならないし、子どもや他の人に責任を押し付けることができます。

そして、子どもの自信はなくなって、あなたはいつも子どもに対して優位に立って、命令をすることができるようになります。


問題を長引かせるので、それなりにイライラすることはあるかもしれませんが、

でも、あなたには責任はないですし、傷つくこともありません。


ステキでしょ~?


どんな方法かと言うと

誰かの責任にする

例えば子どもだったり、先生だったり、家族や自分自身でもいいです。


「○○がちゃんとしていないから」

「私がわかってやれなかったから」

「先生の対応が悪いから」


これだけで、問題をどんどん長引かせることができます。


「私がちゃんと…」と思っていれば、他の誰も傷つけることもなく一人で重くなっていればいいんです。

もちろん、夫や先生や地域や社会や他の誰かのせいにするのも効果的です。


その人が心を入れ替えて、ちゃんとできるようになるのを待てばいいだけですし、

そうなるのは難しいでしょうから、ずっと問題を長引かせることができます。


あと、

子どもの性格や根性のせいにする

これで完全に問題を解決とは反対方向にすすめることができます。


「生まれつき○○な性格だから」

「記憶力がないから」

「根性がないから」

「性根がすわってないから」

「すぐに忘れてしまう性格なんよ」


こんな風に本人の性格や根性のせいにしておけば完璧です。

その子の性格が直るまで、問題は起こりつづけますし、

ずっと叱って、その子の自信をどんどん削ぎ落とすこともできます。


そうすれば、その子は自分では判断できない子に育ってくれて、あなたは空の巣症候群にならなくて済みます。


または自分の判断を守るために人から距離を置いたり、ウソをついたりして、もっと問題を膨らませてくれます。


そうすれば、ますますあなた自身は何もする必要がなくなり、何の努力も必要なくなります。


決して↓の記事のようにつまづきポイントを見つけたり、仕組みを作ったり練習したりして、

その子の性格や誰かの責任ではなく、環境や仕組み、必要な知識をつけるようなことをしてしまってはいけません。


問題が早く解決してしまいますし、子どもが問題解決の方法や自分の力を知ってしまうので、あなたの存在や高圧的な立場が脅かされてしまいます。


くれぐれもこの先の記事を見ないように気をつけてください。


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もし、私が息子の課題に対して、

「先生がちゃんと見てくれてないから」とか

「うちの子の断れない性格をなんとかしないと」とか思っていたら、こんなにすぐに変化はしなかった、ということです。


何かがうまくいかないとき大抵の人は、「問題を誰かが持っている」ことにします。

その人が「問題を持っている」限りそれは解決しません。


でも、問題を作っている環境とか、サイクルとか、つながりとか、そんなものに目を向けて見ると

問題は誰かが「持っているもの」ではなく流れによって「起きているもの」となります。


そうしたら、そこに関わる(関わっていない人も)人全てがなんらかの解決の糸口を持っているということになるのです。


子どもだけを見るのではなく、子どもだけをなんとか変えようとするのではなく、

もっと全体に目を向けることで子どもに自信を持たせつつ、課題をクリアすることができます。


だれも悪者にしないやり方です。



今日も読んでいただきありがとうございます。

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