この記事は過去のこちらの記事↓の続きで絵本を紹介しています。
毎日ではないですが、絵本の読み聞かせ続けています。
それにしても、まだ「あ」です。
結構たくさんの冊数あるもんですよね~。
今回はこちら
1冊ずつご紹介します。
普段、修理して使うというものに無頓着になっているな~、と実感しました。
色んなものを修理して、また道具を生き返らせる。
そして、また使う・・・。
そんなことの繰り返しが小さい頃にはあったのに、破れたり、壊れたりしたらすぐに買い換える。
その方が早い。
そんな風に思っている自分を感じました。
ものを大切にするってどういうことかな~、と考えていきたいものですね~。
「おへそって何するもの?」
おへそに疑問を持った4さいの男の子フーくんは家族におへその謎を聞いて回ります。
すでに、おへそについては知っている息子でしたが、絵の中にコラージュが紛れ込んでいて、見ていて楽しい絵本でした。
ビキニ環礁沖で水爆実験に遭った第五福竜丸の一生を描いたものがたりです。
第五福竜丸自身が自分の身の上を語るという構成で進んでいきます。
第五福竜丸が夢の島に捨てられていたなんて知りませんでした。
こういう自分から興味を持たなければとうてい知り得ない話に出会えるのが、この「選ばずごっそり借り」のいいところだと思いました。
北極で生まれた鳥(カオジロガン)が長い長い旅をして、とある土地にたどり着くまでのお話です。
話自体はただそれだけですが、絵がダイナミックでゆったりと静かな生命というエネルギーのなせる営みについて思いを馳せると、それだけで自分自身も雄大な気持ちになったりしました。
が、息子はふ~ん、でした
長い長い旅をする鳥を知れた、というところで良しとします。
ちょうど冬休み明けに読んだので、タイムリーな内容でした。
お正月にまつわる色んなもの
・あそび
・かざり
・初詣
・お年玉
お正月ならではの話で盛り上がりました。
あまんきみこさんの優しい語り口ですっと心に寄り添ってくれるお話でした。
「幼稚園に行きたくない」というまこちゃんに、おばあちゃんは同じように「行きたくない」と言っただれかさんのお話をしました。
新しい環境にはいって、とまどい、ちょっと足のすくんでしまった子どもをそっと励まし、背中を押してくれる本でした。
うさぎのピッキーとポッキーが、いろんなお店によりながら海水浴をしに海に行くお話です。
いろんな動物の作る植物を活かしたオリジナル商品がかわいらしく、楽しいお話でした。
ま、息子は変にリアリストで、
こんなつなげ方じゃあバラバラになるじゃろ~
とかリアルな感想を言っていましたが…
しずかなときってどんなとき?
待ってるとき、
朝早く起きたとき、
当てられて答えたけど間違ってて先生が何か言うまでのあいだ、
いろいろな「しん、としずか」があって
そのときそのときに、いろんな気持ちが出てくるね、
そんな話をしました。
どの気持ちも大切で愛おしい、そんな優しい思いがたくさん詰まった本でした。
アメリカインディアンに初めてとうもろこしが伝わり、人々が主食としての穀物を手に入れ、それによって安定してお腹を満たすことができるという内容を、
とうもろこしおばあさんがとうもろこしを伝えた、というメタファーで語られています。
おばあさんが「ざりざりざり」とふとももをこすってとうもろこしを出すのですが、この「ざりざりざり」がリアル。
乾燥しているんだろうなぁ。とか思ってしまいました。
息子はおばあさんが髪の毛を捕まれ引きずられるところで、
やば~
と言ってました(語彙力…)。
今回はこの9冊。
選ばずに本を借りて読む、というのは
新しい出会いがたくさんあり世界が広がりました。
本というのは、家にいながら
時間も空間も飛び越えて、どこにでも行けるステキな道具だと思います。
まとめ
「選ばずごっそり借り」オススメ
今日も読んでいただきありがとうございます。