息子の懇談で先生に、
「あまりに話の流れや、文の作り方、言い回しが入っていないので今更ながら読み聞かせを始めました。」
と伝えたら
「それはいい情操教育ですね」と言われて、
そっか~、そっちもあるか~…と先生のことばに気付かされた植木です。
当初はここに書いたように、
小学生向けの本の中から好きそうなものを選んでいましたが、やめました。
はっきり言って、めんどくさくなりました。
息子の好みとか無視することにしました。
本好きなら、憧れる本の買い方。
好きな本を好きなだけ買う。
端っこからどんどん買う。
でも、なかなかできません。
本屋で買うならそれは無理だけど、図書館ならできるじゃん。
それに、いつもは選ばないようなお話にもめぐりあえて面白いかもしれない。
それが、図書館ならできるんですよ~。
端から順番に本を読む。
う~んぜいたく♡
と思い、作者が「ア」のところの端から順番に10冊ずつ借りることにしました。
(広島市の図書館では一人10冊2週間借りれます。)
(こんな感じ)
はじめに選んだ 掴んだのはこちら
1冊ずつ紹介しますね(画像をクリックするとAmazonに飛びます)
作者の虫好きが伝わってくる絵本。
一匹一匹細かく書いてあって、さらにお話のみつひめが”あんみつ姫”ぽくてかわいい。
みつひめと同じ作者。
地面の中の場面がありますが、色々なものが描いてあってお話を読み終わってもじっくり眺めたい。
こういう時代物の絵本は、昔の話し方や、道具を知れる貴重な機会。
どんどん読ませて語彙を増やしたい。
1歳から読めるような絵本。
いろんな動物が出てくるので、足跡の形を見てあてっこしても楽しそう。
年長さんから小学校低学年向けの絵本。
あまんきみこさんは私の頃は「ちいちゃんのかげおくり」、最近では「さっちゃんのサラダ」というお話が教科書に載っています。
優しい口調で子どもの気持ちが細かい心理描写で描かれています。
が、息子の感想は「ちょっと意味わからんね」でした。
心理描写が苦手な息子。
ボリビアの民話です。
ラマ・アルパカ・アンデス山脈・ケーナ・ポンチョ。
頭の中は小学校で習った「アンデスの春」がめぐりまくってます。
息子とは地図を見たり、国旗を調べたりしました。
電車が北極やサバンナ、アマゾンを走ります。
それぞれの場所で動物たちをたくさん乗せます。
最後に行き着いたのは…。
ほのぼの、リズムよく楽しく書かれていますが、私にはホラーとしか思えないww
マックスは先生から「花の塗り絵をしてお母さんにプレゼントしましょう!」と言われますが、やりたくありません。
なぜなら…。
みんなと違うことをする子、指示に従わない子にはそれなりの理由がある、というのを
わかりやすく、責めるでもなく、描いていて、とても読んでいて気持ちの良い本。
発達障がいの子だけじゃなく、子どもたちみんなに読んであげたい本。
多様性を認めるって、こういう無言の提示から始まるんじゃないかと思えました。
有名なあのお話ですね。
メインの流れは同じでも、細かいところが違っていておもしろいですね。
読んでみてわかりましたが、これはグループシンクの話ですね~。
斎藤孝先生の本です。
読んで楽しい、四字熟語も知れる、リズムよく読める絵本です。
息子はこれで、「飴細工」を知り「見に行きたい!」と、春休みのお誕生日旅行に組み込むことにしました。
工事が途中で打ち切られてしまい、がらんとして寂しがっているたてもののところに
ある建築家が来て、入居者を募集し始めました。
すると…。
「自分だったらどんな部屋にしようかな~?」
「この部屋好きだな~」と会話が弾む絵本。
絵を眺めるのも楽しいし、建築家の役割という視点をみても面白い。
子どもも大人もそれぞれの視点、立場で楽しめ、考えることのできる絵本です。
また紹介します。
ちなみに広島市の図書館は予めインターネット予約の手続きをしておくと(図書館に行けば、その場で記入してすぐできます)
家から予約ができ、受取のメールが来たりして便利です。
1回なら貸出期限の延長もできます。(予約者がいない場合に限ります。)
こんなサイトもあるんですね~
日本最大の図書館蔵書検索サイト「カーリル」
まとめ
考えず、適当に選んでみると思いの外ステキな出会いがある図書館
今日も読んでいただきありがとうございます。