今日のポイント
本人を置いてきぼりにすると、うまくいくものもうまくいかない。
一見うまくいったように見えても、必ず、思春期・成人期で違う形で困る。
いよいよ始業式・入学式ですね。
進級・進学おめでとうございます。
進級・進学を前に、
「学校の先生に子どものことを話しておいたほうがいいんでしょうか?」
とお思いのお母さんもいらっしゃると思います。
特に、
発達障がいの子どもさんをお持ちのお母さんは気になりますよね。
もちろん、不登校の子どもさんが進級・進学するにあたって、
「新しいクラスをどう感じるか」は大切なポイントです。
そんな子どもさんのことを先生にお伝えする時のポイントが、3つあります
今日はそれをご紹介しますね。
発達障がいの子どもさんには、見て分かる、
といった状態以外にも、
見てもわからない、
といった状態もありますね。
先生に伝えるなら、見てわかることよりも、【見てわからないところ】についての方がオススメです。
雑音が多いと集中できない
➡ 家では静かになってから話し始めています
急な予定変更に不安を感じる
➡ 予め、紙に予定を書いて伝えています
言われたことを覚えておくのが難しい
➡ ホワイトボードに書いて覚えています
➡ 紙に書いて見えるところに貼っています
こんな感じで、それに対して「お家でどんな工夫をしているのか」という具体策があれば、
発達障がいの子どもさんの支援に疎い先生にも、手立てを考えるヒントになります。(先生全員が詳しいわけではないんですよ)
カウンセリングやメールでお話を聞いていて、一番「? 」と思うのが、
子どもさんのことなのに、全く子どもさんが出てこないこと、
「それ、子どもさんに確認されました」とお聞きすると、
完全に(どうだったっけ)という顔をされたり、
「ちょっと覚えてないんですけど」と言われたり…。
熱心なのはわかりますが、
本人に必ず
確認をとってくださいね。
お母さん1人がフンガーって張り切っても、本人がやる気になってなかったら意味無いですし。
になること目的なので、
子どもさんが
『してほしいことを自ら伝えること』
を大切にしましょうね。
子どもが困らないように、傷つかないように守る
ことよりも
子どもが、
自分から困っていることを伝え、適切な形で助けを求められるようにすること
これが大切です。
今日も読んでいただきありがとうございます。