今日のポイント
4月。
今まで不登校だった子どもさんにとっても、4月はチャンスの月。
「心機一転頑張ろう」という気持ちになって、行き始めることがあります。
その事自体はとっても嬉しいことです。
私も何人かの親御さんからそのようなご報告をいただきました。
ですが、お母さんの頭によぎるのは一抹の不安…
4月が終われば待ち構えているのは、5月のゴールデンウィーク。
多くの人が楽しみに待っているこのゴールデンウイークですが、不登校や不登校経験のある子どもさんのお母さんにとってはヒヤヒヤものです。
今日は5月になるまでに、ドキドキしているお母さんにできることをお伝えします。
うちの子も1年生になったばっかり。
毎日
「今日学校どうだった?」
「休憩中は何したん?」
「お勉強わかった?」と聞いていたら、
4日目で
「もうかあしゃんもばあちゃまも毎日Kくんに聞きすぎ。聞いたけぇってKくんには何の役にもたたんでしょ。何になるん?」
と叱られてしまいました。
そう…。心配なのはとってもわかります。
気になるのもとっても。
でも、子どもは「役に立たんのならきかんでほしい」って思っているらしい…。
少なくともうちの子は…。
なので、根ほり葉ほり聞く代わりに
「おかえり~。今日も頑張って行って、帰ってきてくれて嬉しいよ」で迎えています。
それで、美味しい夕ごはんでもあったらいいんじゃないかと思います。
ただ、役に立つことなら聞いてほしいと思っているようなので、
「困ったこととかわからんことあったら一緒に考えよう。いつでも言ってね」と言っておくのを忘れずに。
友達がいたら不登校にならないんじゃないか…。
確かにそう思いますよね。
生徒に学校に何しに来ているかを、授業中聞いたことがあります。
多くの子が「友達に会うため~」と言っていました。
が、学校での経験や多くの不登校の子どもさんをサポートした経験からすると、友達がいるから学校に行く、というわけでもないようです。
なので、焦って子どもさんに友達を作らせようとしないでください。
お母さんが焦ればあせるほど、子どもさんは「友達がいない自分」を意識してしまいます。
それよりも学校に行けばそれなりに疲れる。
最初は、特に今まであまり行ってなかった分疲れるのはあたりまえ!
勉強もとりあえず宿題が終わってればいい。
家ではだらだら過ごしてもOK!
ぐらいな感じで受けとめてみてください。
お母さんが世話を焼く=子どもには力がないと伝えている
ということですよ~。
家は充電する場所です。
今日も読んでいただきありがとうございます。