今日のポイント
思いやりは「信頼と勇気」でできている
どんなときに人が成長するか知っていますか?
それは「絶体絶命のとき」と「遊んでいるとき」なんだそうです。
私は「困った時がチャンスです~ 頭のよくなる、チャンスで~す」という
昔、教育テレビでやっていたこのセリフが好きなんですが、
今回「そっか~ 遊んでいても成長するチャンスなんだ」と嬉しい気持ちになりました。
ついね、必死で苦しい思いをして頑張っていないと人間ダメなんだ みたいな思いになりがちなので…。
楽しい=怠けている ではなく
楽しい=成長 となるような活動を増やしていきたいとそう思ったのです。
さて、そんな成長を促す「遊んでいるとき」を作り出す勝ち負けのないゲーム【アチーバス】
大盛況のうちに終えることができました。
今回は「自分に正直になる」というテーマでアチーバスジャパン代表の梅村さんにファシリテーションをお願いいたしました。
梅村さんは、造詣が深いのにとても丁寧で、何でも受け留めてくださる本当に心の広い方です。
今回も私の知らないプラトンの著書から、ソクラテスの話を教えて下さいました(ソクラテスと同じ意見とは恐れ多いな、と。)
「自分に正直になる」というのはなかなかに壮大なテーマでした。
そうやって生きている、という方もあれば
やりたいけどなかなか周りとの関係でできない とか
そもそも、何が自分に正直な状態なのかわかりにくい といった意見もあり、本当に面白いものでした。
「自分に正直になる」ことのメリットはわかりつつ、デメリットや周りとの協調や均衡を保つためなかなかやるのは難しい、というのが現実にはある。
というものでした。
それでも、「自分に正直になる」ことを意識してアチーバスを体験したあとには、さらなる気づきがありました。
「自分に正直になる」というのは
こんなことなんだ とみなさんからたくさんの思いがでました。
今回、私の生徒さんから当日「学校を休んだから参加したい」と連絡があり、親子で参加してもらいました。
そしたら、その子が大活躍!私もびっくりしてしまいました。
その場に必要なことを的確に判断し、チームのみんなに説明したり、引っ張って言ってくれたのはその子でした。
自分の考えを出すのは苦手でも、人のためになることには頑張れるし、その場に必要なものをメモしたり、まとめるチカラを持っている。
彼のそんなチカラを発見できたのは嬉しい誤算でした。
その子が感想を言う場面では周りが励まし、それでいいよ、とOKを出す。
まさに、みんながリーダーな時間でした。
お家や職場では、いつも誰かが同じ役割を持っているかもしれません。
でも、その役割が変わったとき、役割を委ねたとき
家族の関係や雰囲気、思い、空気が変わるのです。
そんな家族を応援したいと思っています。
『思いやりは信頼と勇気でできている』
そう強く感じた3時間でした。
今日も読んでいただきありがとうございます