先日、生徒さんの授業参観に行かせてもらいました。
びっくりするくらい先生の話もよく聞いていて、
ノートも遅れずとっているし、
先生の質問に対して自分から教科書を見て調べたり手を上げたり
積極的に授業参加している姿を見てとても頼もしくなりました。
中学3年生公民の授業で自由権についてだったのですが、
先生の授業展開もとてもおもしろく、
興味を持てるもので生徒の皆さんも前を見て先生の話をして、
問いかけに対する答えを自分なりに考えたり、隣と話をしたりしていました。
そんな中、一つ気になったのが
先生の作ったスライド…。
ちょっとでも楽しいように、という配慮なのかな、と思うのですが
スライドの背景に柄が入っていて情報に集中できない…。
非常に残念でした。
また、学校ではプロジェクターではなくて大きなテレビの液晶画面を使うので、
日差しによっては画面が光って見えづらいです。
なので背景色も暗めのほうが目が疲れないしよいかと思いました。
ささいなことですが、
生徒は一日に6時間もの間、適度な緊張と眼球運動を要求されます。
疲れにくく、見やすい、わかりやすいスライドについて知っておくのも大切かなぁと思いました。
こちらのサイトがわかりやすいのでご紹介しておきます。
また、フォントに関しても以前コチラの記事でご紹介した
UD書体かメイリオをおすすめします。
それから、色覚検査は今は任意です。
先日息子が検査のお知らせのお便りを持って帰りました。
(写真がボケててすみません)
先天色覚異常は日本人男性の20人に1人(5%)、日本人女性の500人に1人(0.2%)といわれており、また後天色覚異常も、色覚異常の症状を呈する他の眼の病気の有病率から考えると、決してまれではありません。
学校で検査しておくのもいいかな、と思います。
チョークは基本的に色覚に配慮したものとなっています。
だけど、ICT教育で先生が独自にスライドをつくるようになった昨今、知らず知らずのうちに見づらい、わかりにくいスライドになり、生徒の学習に弊害をもたらすこともあるかな、と思います。
まとめ
見やすい色の配慮も、何気ないことですが負担を減らしてくれます。
今日も読んでいただきありがとうございます。