9月の終わりから、毎週金曜日は廿日市市の短大で「コミュニケーション心理学」の授業をしています。
私の授業はすぐに使える心理学。
(単に、難しいことはもっとえらい先生にきいてね、ってことですが)
テキストはこちら
この本、解説とワークがのっていて、一人でも進めることができます。
以前は、こちらを使っていたんですが、
もう取り扱ってないということでした(Amazonでは買えるみたいですね)
アサーションについてはこちらの記事をごらんくださいね。
一言でいうと、アサーションとは「爽やかな自己主張」です。
授業ではこれに加えてまず、
自分自身を知ること「自己分析」から始めます。
自分を知って自分の自由を認めてあげると、人のこともよくわかるし、人のことも認められるようになるんです(何人もそんな人を見てきました)。
私が自己分析にこだわる理由はここです。
結局、他者に対して批判的で許せない人は、自分自身も許せてないことがほとんどなんですね。
もしくは問題を棚上げしてる。
本当は自分の内面の問題なんだけど、人にそれを押し付けたり投影したり…。
やるかやらないかは別として、私たちは本当はとても自由なんです。
その自由のなかで自由を選ばない、という選択をしている。
「自分で選んでいる」
それを知るだけでかなり見えてくるものがあります。
ここ2日間こんな記事を書いてきました。
でもね、私も、あなたも、そして他の人も全員、
幸せになる権利を持っているのと同時に幸せにならない権利だって持っているんです。
その人がそれを使わない、と自覚して選んでいるなら、それはそれで尊重されて然るべき決断なんです。
誰かにモノをもらったとき、断ってもいいんです。
やりたくない、ってはっきりと言ってもいいんです。
でも、言わないのは「言えない」んじゃなくて「言わない」選択をしているってことです。
ただ、知らなくてぐるぐるした状態になっているなら、まずは知ってください。
アサーション権
1自分自身である権利
人は誰でも、自分らしく、素でふるまっていいんです。
2 自分を表現する権利
誰でも自己表現の選択肢をもっています。
やってもいいし、やらなくてもいい。
そこに、意味や理由は要りません。
途中で辞めたり変えたりしてもOKです。
3 1や2を行使するとき、罪悪感や無力感を持たなくていい
自分で決めたらそれをやっていいんです。
結果について自分で責任をもつことができます。
もちろん、間違ってもいいんです。
そして、責任をとってもいいんです。
あなたは成長してもいいし、現状維持で止まってもいい。
あなたらしく自分のやりたいようにやっていいんです。
そして、それについて罪悪感も持たなくていい。
結果は自分で責任をとることができます。
だから、とっても自由なんです。
やらない自由を選んでいる。
まずはそこから
今日も読んでいただきありがとうございます。