子どもを産んでから、なんとなく一年があっという間に過ぎてしまって
「なんかやったんだけど、なんかがんばったんだけど、思い出せない…。」
となっていました。
で、授業の合間に描いたのがビジョンマップの始まりでした。
初めはこんな感じでかなりざっくりとしたマップ。
今は、むしろ詰め込みすぎなのかもしれないな~と思ったり…。
この頃は、息子が2歳。
マクロビをやっていたから、お弁当もおやつも手作り。
その辺もラクに流れる仕組みを作ってはいましたが、
授業準備もあり、提出物のチェック☑や、テストの採点など、授業時間以外もなかなか忙しく過ごしていました。
だから、冒頭の
なんとなく一年があっという間に過ぎてしまって
「なんかやったんだけど、なんかがんばったんだけど、思い出せない…。」となっていました。
今、振り返って見ると結構いろんなことを描いています。
家族療法の研修に行く(1年間に12回の連続研修)
これは2017年になって達成しました。
こうやって描いていると、自然と自分の中でも淘汰されて、
必要だと思わないものは消えていくんだけど、
「やっぱり必要だ!」と何度でも思えるもの(こだわっているとも言える)は、
タイミングが合うところで実現するものなんですよね
また、こんなことも描いています。
今の自分
息子くんをたたく→息子くんも人をたたく
頻繁に自分でもおかしいんじゃないかと思うくらい息子に対して怒ってしまうことがあって、
それを止められないこと、止めたいのにやってしまうことが
本当にいやで、息子にも申し訳ないし、そういうのをやめたいと思っていました。
すぐに変えられたわけではないけど、
こうやって描いてあらためて自分自身を客観視することで
たたくのをやめて、話を早めにする、
怒っているとき・たたいているときの自分を観察してどういうパターンでそれが起きているか分析する。
そういうことを何年かかけてやって今があります。
1年後、描いたことが全て叶ってこうなれた。
というわけではないけれど…
でも、1年が終わって12月に自分を振り返ったときに
「ああ。なんか1年過ごしてみてよかったな~」
と思ったのを覚えています。
あれから、5年。
環境もだいぶ変わってきましたが、その時その時で、充実していたり自分を振り返ってみたりしています。
それは、自分の
「こうだったらいいな~」とか
「これはこんなふうにしよう」とか
「これは去年失敗だったから次はどうしようかな~」とかを
自分の中にしまいっぱなしにしないで、
出して、見える化して、それをまた自分で眺めて客観視しているからじゃないかと思います。
ビジョンマップはいわば1年間の自分の方位磁石。
でも、途中で進路変更とか寄り道OK。
その途中下車で見つかるお宝だってあるし、
寄り道したほうが楽しいし、
遠回りしてでもたどり着けばいいし…。
描いたことは、あくまでも、現時点での自分の想像であって、予言書でも、タスクリストでもないわけですから。
自由に自分の思いを出しただけなので、そこに縛られる必要はありません。
なので、よっぽど習慣づけたいことでない限りは、一度描いたことを忘れてください。
そして、12月になったらまた取り出して眺めてみてください。
自己肯定感の低い人は
はっきり言って、いつも自分と他人を比べています。
人と比べ続ける限り、自己肯定感は上がりません。
でも、過去の自分と比べると自己肯定感は上がるのです。
確かに、
「前は出来ていたのに…今はなんで…」という人もいるんです。
こういう人は、たいてい過去の自分を何度も思い返すことで現実のその時の自分よりちょっと盛ってみてる。
それはやっぱり、過去の自分を記録してないからです。
そりゃあね、身体の衰えとかありますから、
「昔より飲めなくなった」とか
「徹夜がきつい」とかありますけど、
そういうのって頑張って変えようとは思わないじゃないですか。
たいていは、意識して変えたいと思っているのに変わらないことにフラストレーションを感じるわけですから。
でも、こうやって少し記録しておくことで、今の自分と過去の自分を比べることができます。
やろうと思っていたことがどうなったか、比較することができます。
そうすると、自己肯定感がよりUPします。
きっと、自分自身を好きになれますよ。
まとめ
紙の上は安全で自由な場所。
だから、自分の思いを好きなように出してみてください。
今のあなたが未来のあなたを勇気づけますよ。
今日も読んでいただきありがとうございます。